2025年8月14日 by admin
令和7年度 教科教育研究会(地理歴史・公民科の部)申し込みについて
2025年8月5日
令和7年9月22日(月)に「令和7年度 教科教育研究会(地歴・公民科の部)」を開催いたします。毎日の教室で実践に取り組まれている先生方や、大学で教科教育を深められている研究者、学生の皆さんなど、それぞれのお立場からご意見をいただき、学びあう会になることを目指しております。
是非、ご参加ください。
申し込み方法:
①下記の「申し込みフォーム」より必要事項を入力
②「申し込みフォーム」の一番下にある「送信」をクリックする
③申し込み完了
○「令和7年度 教科教育研究会(地理歴史・公民科の部)」
2025年8月14日 by admin
愛媛大学附属高等学校 教科教育研究会のご案内
愛媛大学附属高等学校では、以下の予定で令和7年度の「教科教育研究会」を開催いたします。
ご多用中とは存じますが、多くの皆様方のご指導、ご助言を賜りますようお願い申し上げます。
地理歴史・公民科の部
日時:令和7年9月22日(月)13:30〜16:05(受付12:30〜)
場所:愛媛大学附属高等学校
※詳細及び申込につきましては、こちらをご覧ください。
国語科の部
日時:調整中
場所:愛媛大学附属高等学校
※詳細及び申込につきましては、こちらをご覧ください。
2025年8月12日 by admin
文部科学省HPに「教員のICT活用指導力向上」の参考事例として本校の授業実践が紹介されました
○日 時 令和7年8月12日(火)
○対 象 理科
文部科学省では1人1台端末の利活用を支援活動を展開するため、全国の優良事例を集めたWebサイト「StuDX Style」を運営しています。この度、高等学校におけるICT活用実践事例が公開され、その第一事例として、本校生物基礎の授業が紹介されました。本事例では中学校理科でも扱う「いりこ(カタクチイワシ)の解剖」を高校生物の内容に発展させ、パズルや3Dモデルを用いたゲーミフィケーションとクラウドでの情報共有を組み合わせることで、生物基礎における深い学びを目指したものです。今後も本校は、我が国の教育力向上に貢献してまいります。
高等学校理科(本事例)
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/mext_00006.html#kou
全校種全教科の入り口(各教科等における深い学びの実践(StuDX Style))はこちら
https://www.mext.go.jp/studxstyle/
2025年8月6日 by admin
摘果みかんから精油を抽出しました
〇日 時 令和7年8月6日(水)
〇場 所 畑寺果樹園
〇対 象 第1学年 果樹班
SDGs探究Ⅰの果樹班では、夏休みの時間を利用して農業実習を行いました。内容は、宮川早生の摘果と精油の抽出です。まず、摘果する果実を見極めながら集中して実習に取り組みました。普段であれば、そのまま山に落とす果実ですが、今回は学校に持ち帰りました。その後、本校卒業生の和泉さんのご指導を受けながら、精油の抽出に挑戦しました。みかんの皮にある油胞には、香り成分である精油が含まれており、私たちは水蒸気蒸留法を用いてこれらを抽出しました。最後には全員に精油のプレゼントがあり、大喜びでした。さわやかな香りをかぎながら、これからの夏休みの課題にも意欲的に取り組んでくれることでしょう。和泉さん、このたびは貴重な経験をありがとうございました。
2025年8月5日 by admin
「基礎科学実験発表会」を行いました
〇日 時 令和7年8月5日(火)
〇場 所 愛媛大学工学部
〇対 象 第1学年
1年生がA班・B班に分かれて、愛媛大学工学部で基礎科学実験の発表会を行いました。基礎科学実験で学んだ内容は、レポートとプレゼンテーションという形でまとめます。今回はプレゼンテーションの発表会を実施しました。1年生にとって初めての発表会でしたが、グループごとに協力し、随所に工夫が見られました。質疑応答も活発に行われ、生徒の成長が感じられる素晴らしい発表会となりました。愛媛大学工学部の先生方、貴重な学びの機会をいただき、本当にありがとうございました。
【最優秀賞】
A班:「鋳造と付加製造」班
B班:「浮体による流速の計測」班
2025年8月4日 by admin
「地形を理解する・歴史を理解する」を行いました
○日 時 令和7年8月4日(月)
○場 所 西予市宇和町の遺跡・古墳
○対 象 第2学年 講座選択生
愛媛大学社会共創学部の村上恭通先生のご指導のもと、西予市宇和町の遺跡や古墳をめぐり、日本の古代史について学びました。最初に訪れた「笠置峠古墳」は古墳時代前期の前方後円墳です。状態の良い竪穴式石槨には副葬品も残されていたとされ、当時の権力者の存在がうかがえます。次に訪れた「河内奥ナルタキ古墳群」は古墳時代後期の古墳です。横穴式石室の内部に入り、見学しました。中は決して広くはありませんが、石積みの丁寧さや巨石の配置から、当時の高い技術が伝わってきます。追葬可能という特徴からは、血筋を重んじた背景も垣間見えました。最後に訪れた「西の前遺跡」は古代(奈良~平安時代)の遺跡です。発掘された軒丸瓦から、寺院などの建物が存在していたことが明らかになっています。教科書で学ぶ古代の様子が、都から離れたここ愛媛県にもみられることは、大変興味深いものでした。
今回訪れた古墳や遺跡の多くは、草生い茂る山中や山頂など、決して交通の便が良いとはいえない場所にあります。それでも、研究者の方々だけでなく、多くの地域の方々が修復・保存に取り組んでいることを知りました。歴史の面白さを実感するとともに、地域の歴史を守る活動の重要性も体感できました。村上先生、このたびは誠にありがとうございました。
2025年8月4日 by admin
「重信川探索」を行いました
○日 時 令和7年8月4日(月)
○場 所 重信川(松原泉)、松山河川国道事務所、松山外環状道路空港線、石手ダム
○対 象 第2学年 講座選択生
今回は、松山河川国道事務所工務第一課のご担当の方を中心に、石手川ダム管理支所の職員の方々や、株式会社愛橋の皆様からご講義をいただきました。最初に訪れた松原泉では、水質検査を行い、河川の環境整備において、そこに生息する生物への配慮が欠かせないことを学びました。その後、松山河川国道事務所では、重信川の成り立ちや特徴についてクイズ形式で楽しく学び、3D動画やVR動画を活用したシミュレーションを通して、防災意識を高めることができました。さらに、道路建設現場では、私たちの生活の利便性を向上させるために施されている工夫や、工事の進め方について学び、日頃利用している道路のありがたみを改めて実感しました。最後に訪れた石手川ダムでは、日常生活に欠かせない水がどのように管理され、私たちに供給されているのかを学びました。また、近年続く異常気象の中で、水による被害が身近に迫っていることを実感する貴重な機会ともなりました。
加えて、松原泉や河川国道事務所ではNHKから、道路建設現場ではあいテレビから取材を受け、生徒たちは学んだことを今後どのように生かしていくのか、緊張しながらも丁寧に答えていました。
2025年8月4日 by admin
「微量化学物質の機器分析」を行いました
〇日 時 令和7年8月4日(月)
〇場 所 愛媛大学農学部三浦記念館
〇対 象 第2学年 講座選択生
愛媛大学大学院農学研究科の高橋真先生からご講義をいただきました。内容は、人工化学物質が私たちの生活に役立つ「光」の側面と、生態系に悪影響を与える「影」の側面をあわせ持つことや、化学物質によっては、特定の生物に与える影響が大きくなる場合があることです。
特に、最近話題になっている表面加工剤「PFOS」「PFOA」の環境残留性についてなど、多岐にわたりました。その後、人工化学物質の最先端研究を支えるガスクロマトグラフ質量分析装置や高速液体クロマトグラフ質量分析装置の見学を行いました。
最後に紹介していただいたレイチェル・カーソンの「自然を支配するのではなく、自らを律していかなければなりません。この時代に生きる私たちは、自然に向き合う必要があります」という言葉も、心に深く残りました。高橋先生、このたびはありがとうございました。
2025年8月1日 by admin
「有機農業を考える」を行いました
〇日 時 令和7年8月1日(木)
〇場 所 ワークショッププレゼンテーションルーム
〇対 象 第2学年 講座選択生
本講座では、明治国際医療大学の秋津元輝先生をお迎えし、「食から始まる世界とのつながり―未来を担う世代とともに―」という題でご講義をいただきました。前半は、自分たちが住むまちを「食」で愛着のあるまちにできるよう、「食」から地域づくりを考え、地産地消の農業へとつなげていく大切さを学びました。後半は、30年後に理想とする持続可能な「究極の夕食」を考えるワークショップを行いました。地産地消や品種改良など、さまざまな観点を踏まえた提案が数多く出され、どのグループも協力してアイデアを出し合いました。講座を通して、人にも環境にも優しい「食」を、今から身近なものとして実践していく必要性を学びました。秋津先生、貴重なお時間をありがとうございました。
2025年8月1日 by admin
インドネシア研修 前半レポート
◯日 時 令和7年7月27日~8月1日
◯場 所 インドネシア(ジャカルタ、プカンバル)
◯対 象 本校生徒5名
7月27日(日)より、筑波大学および筑波大学附属坂戸高等学校と合同で、本校生徒5名がインドネシア研修に参加しています。
初日夕刻、インドネシア・ジャカルタへ到着しました。2日目からの4日間は、主にAsia Pulp & Paper(APP社)の関連施設での研修です。ジャカルタにある本社でAPP社が展開するサステナビリティに関するフレームワークについて学んだ後スマトラ島へ移動し、苗の育苗施設、森林火災コントロールセンター、製紙工場、植林地、CSR活動地などを見学しました。生徒たちは、紙の生産から消費までの一連のプロセスを学ぶ中で、環境保全と経済成長の両立の重要性を実感するとともに、SDGs目標12「つくる責任、つかう責任」が、私たち消費者一人ひとりに向けられた責任であることを実感している様子でした。
研修後半では、ボゴール農科大学、パクアン大学、インドネシア教育大学を訪問し、現地の学生との交流やフォーラムでの発表を予定しています。