2020年12月21日 by admin
令和2年度 愛媛大学附属高等学校教育研究会 数学科の部 申し込みについて
2020年12月21日
令和3年3月15日(月)に、「令和2年度 愛媛大学附属高等学校教育研究大会 数学科の部」を開催いたします。毎日の教室で実践に取り組まれている先生方や、大学で教科教育を深められている研究者、学生の皆さんなど、それぞれのお立場からご意見をいただき、学びあう会になることを目指しております。
是非、ご参加ください。
申し込み方法:
①下記の「申し込みフォーム」より必要事項を入力
②「申し込みフォーム」の一番下にある「送信」をクリックする
③申し込み完了
○「令和2年度 愛媛大学附属高等学校教育研究大会 数学科の部」
2020年12月18日 by admin
令和2年度第2学期終業式を行いました
○日 時 令和2年12月18日(金) 13:40~
○場 所 愛媛大学附属高等学校 各教室(Web会議システム利用)
○対 象 全校生徒
1学期に続き、2学期終業式も新型コロナウイルス感染防止対策の観点から体育館には集合せず、本校小会議室Ⅱと各教室をつないだWeb会議システムを利用して実施されました。校長式辞では、2学期の取り組みの振り返り、新型コロナウイルスによる学校行事の変更、大学に通う留学生の生活・本校での活躍についての紹介の他、冬休みの過ごし方に関するお話がありました。表彰伝達では、コロナ禍にもかかわらず例年以上の表彰があり、本校生徒の活躍を実感する終業式となりました。
2020年12月17日 by admin
「シェイクアウトえひめ」に参加しました
〇日 時 令和2年12月17日(木)11:00~11:03
〇場 所 附属高校内
〇対 象 附属高校生徒・教職員
本日、えひめ防災週間(12月17日~23日)にあわせて県下一斉に行われる「シェイクアウトえひめ(県民総ぐるみ地震防災訓練)」に参加しました。
訓練放送の合図で、地震発生時の安全確保行動の確認を行いました。平常の授業中に実施したため、教室では机の下で頭を守り、体育や農業の授業では周囲の状況に合わせて臨機応変に行動することができました。
今回は、地震を想定した訓練でしたが、火災の多い時期でもあります。この訓練をきっかけに、様々な災害に対する防災意識の向上につながることを期待しています。
2020年12月16日 by admin
伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月16日(水)5,6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 竹内よしこ先生(えひめグローバルネットワーク)
本日は、Think globally, act locally and change personally!というテーマで以下のように講義をしていただいた。
えひめグローバルネットワークは国内外を問わず、地球規模の視点で捉えることを大事にしているグローカルな団体で、あらゆる人が人として平和な日々を送ることができる持続可能な社会を実現することを目指し、「地球規模で考え、地域で活動し、自ら変わっていこう」をモットーに活動をしている。
ESD(持続可能な開発のための教育)は、学校だけでなく様々なところで行われており、人がつながり取り組みが広がることで持続可能な社会作りに多くの人が関われる。 SDGsは環境・経済・社会に統合的に対応することを求めており、環境、経済、社会の統合的向上が不可欠である。
具体的な取り組みとしては、モザンビークで、松山市の放置自転車をモザンビークの銃と交換したり、公民館やトイレの建設、小学校の修繕などを行ったり、カプラナ布を使った商品開発をしたりしている。カプラナ布のリレー刺繍は高校の教科書にも出ている。
目指せ!ホンモノの学びと自己改革!
2020年12月16日 by admin
モザンビークの高校生と折り紙を通じた文化交流を実施しました!
〇日 時 12月16日(水)16時30分~
〇場 所 本校多目的室(オンライン開催)
本校は、アフリカのモザンビークへ本校生徒が留学(2名)するなど、モザンビークの高校生と様々な交流活動を行ってきました。この度、県を介して在モザンビーク日本大使館の文化交流事業に参加させていただき、モザンビークの首都マプトにあるフランシスコ・マニアンガ高校と本校をオンラインで繋いで折り紙の紹介を通じた文化交流を実施しました。
本校からは1~3年生15名、マニアンガ高校からは約10名の生徒の参加がありました。双方の参加生徒の英語での自己紹介のあと、本校生徒が折鶴の折り方を説明し、マニアンガ高校の生徒にも挑戦してもらいました。最初は難しそうにされていましたが、本校生徒とやりとりをしながら出来上がりに近づくにつれ、次第に明るい表情となっていきました。その後、マニアンガ高校の生徒からモザンビークの歴史と文化に関する紹介があり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
モザンビークの首都マプトに位置するマニアンガ高校と愛大附属高校は直線距離で約1万2500km、時差も7時間に及びますが、目立った通信トラブルもなく、最後の質疑応答でも、着物の生地のことや現地の有名な料理などについて、高校生同士のにぎやかな会話が交わされていました。
今回のオンライン交流の様子は、愛媛新聞、産経新聞、日本教育新聞などで報じられました。
2020年12月14日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月14日(月)6,7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 中川 未来 先生(愛媛大学法文学部)
本日は、地域の「記憶」を保全し、継承するというテーマで以下の内容で講義をしていただいた。
今、私たちが生活している地域には、数多くの歴史的資料・文化財が存在している。文化財とは、評価が定まり、国や自治体から指定を受けた仏像や建築物、絵画などに限らず、ありふれた古文書や写真、書物、民家や民具も、その時そこで生きた人びとの姿を今に伝える大切な文化財である。
2018年7月の西日本豪雨は、愛媛県内各地に大きな被害をもたらし、地域の「記憶」である文化財にも被害を与えた。愛媛資料ネットが被災文化財を救出・保全するために活動をした。とにかく残すことが大切である。文化財が伝える「記憶」を残し、これからの地域作りに活かしていくために自分には何ができるか、考えて欲しい。
2020年12月8日 by admin
2020年12月7日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月7日(月)6,7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 西嶋真理子先生(愛媛大学大学院医学系研究科)
本日は、愛媛の医療と福祉~インフルエンザを考える~というテーマで講義をしていただいた。はじめに愛媛大学医学部看護学科の紹介をいただいた。看護学科の卒業後の進路は、看護師だけではなく養護教諭や保健師になるという選択肢もあると説明いただいた。
現在コロナ禍にあり、正しく恐れることが重要である。まず個人でできる感染予防を行うことが大切である。ウイルスが持ちこまれる具体的なケースとして、宅配便の荷物の受け取り、電車の床に荷物を置く、髪の毛や顔・メガネ・周囲の物などを手で触る、スマホを操作しながら食事をするなどの行為が考えられる。
インフルエンザについては、一般のかぜ症候群とは分けて考えるべき。重症化しやすい病気である。新型インフルエンザは、これまで人の間で流行したことがないインフルエンザウイルスが鳥や豚から人に入り、人から人へ感染するようになったものである。インフルエンザの予防にはワクチンの接種、手洗い、室内環境の湿度確保、咳エチケットが有効。新型インフルエンザは、これまで人の間で流行したことがないインフルエンザウイルスが鳥や豚から人に入り、人から人へ感染するようになったものである。またはかつて流行したが、その後流行することなく長期間経過し、現在の人が免疫を持っていないインフルエンザのことである。日本で発生することはあまり考えられない。愛媛県にも新型インフルエンザ行動計画があるが、状況の変化と共に対策も刻一刻と変わるものである。情報を早く正確に知ることが大切。
2020年12月2日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月2日(水)5・6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 小田 清隆 先生(愛媛大学社会共創学部)
以下の内容で愛媛大学社会共創学部の小田清隆先生に「ヤンキー母校を覗く」というテーマで講義をしていただいた。
小田先生は本校の卒業生であり、以前は本校で勤務していただいたこともある。また、平成20年に愛媛大学農学部附属農業高校から愛媛大学附属高校と改組された際にご尽力いただいた。
学校の教育目標や求める生徒像を知っているか、何のために附属高校へ入学したのか、学習と特別活動のバランスは良いか、誰かのせいにしていないか、本気になっているか、など先輩としてあたたかいご助言をいただいた。また、小学校の教員になりたい生徒には、社会共創学部ではなく教育学部に進学することをすすめていただくなど。
SDGsの17の目標については、かなり学習をしてきたが、細部までは頭に入っていなかったことが分かった。改めてSDGsについて考える時間を持つことができた。
2020年11月16日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年11月16日(月)6、7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 小助川 元太 先生(愛媛大学教育学部)
今回は河野氏の物語である『予章記』について講義をしていただきました。内容は以下の通りです。
『予章記』のような作品は他の地域にはなく、愛媛が誇るべき貴重な古典文学である。
越智益躬(ますみ)が朝鮮半島から攻めてきた鉄人を倒した英雄として描かれている場面はギリシャ神話のアキレウスの話と似ている。このことから、瀬戸内海を拠点とした豪族だった河野氏は交易などで海外に精通していた可能性が考えられる。また、中国大陸や朝鮮半島との緊張関係は昔からあったということや、中世の日本人が異国の人に抱くイメージは恐ろしいもの、得体の知れないものというものだったと考えられる。
史実は記録として残っているものから分かる客観的な情報であるが、物語は記録を基に後の時代の人がその出来事を解釈したものである。古典文学はたとえ事実に基づいていても作者の思いやその時代特有の物の見方が反映されている。一貫したテーマに合わないことは削除されたり変えられたりすることもあるが、古典文学を読むことは時代を超えてそこに生きた人たちと交流することであり素晴らしいことだ。
教育学部について・・・医学部と並ぶ目的学部である。教員は営利目的ではなく、生徒の成長を願い、人の気持ちを考えて臨機応変に対応できることが望まれる。AIでは代替できない職業である。