2019年10月2日 by admin
伊豫学の授業を行いました
〇日 時 令和元年10月2日(水)
〇場 所 本校多目的学習室
〇対 象 1学年全員
〇講 師 愛媛大学教育学部 小助川 元太 先生
「河野一族の物語『予章記』を読む」というテーマで講義をしていただきました。鎌倉中期の伊予の武将である河野通有は、誰もが見たことのある「蒙古襲来絵詞」にも描かれています。その河野氏の家伝が予章記です。冒頭、河野氏や湯築城について紹介していただいた後、予章記を実際に読みました。その中に出てくる一遍上人(河野通尚)のことや、越智益躬の鉄人退治伝説における弱点をギリシャ神話のアキレウスの弱点の話と比較しながら紹介していただくなど、分かりやすく内容を解説していただきました。
講義の後半には、予章記を読んだ内容から分かること、史実と歴史を題材とした物語の違いは何かをテーマに、グループディスカッションを行いました。最後のまとめでは、予章記から現代の国際情勢について考え、また、日本人の外国人の捉え方、史実と物語の違い、地域の歴史を知る意義、古典文学を読む意義について考えを深めることができました。
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