2019年11月15日 by admin
グローバル・スタディーズを行いました
○日 時 令和元年11月15日金曜日6・7限
○場 所 本校多目的学習室
○対 象 2年生全員
○講 師 愛媛大学 地球深部ダイナミクス研究センター 土屋 旬 先生
「地球の内部はどうなっているのか?」というテーマで愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター土屋旬先生に講義をしていただきました。
最初に、GRC(愛媛大学地球深部ダイナミクス研究センター)の紹介をしていただき、紹介動画を見ました。ここで生み出された世界で一番硬いダイヤモンドである「ヒメダイヤ」に興味を持った生徒も多くいました。また、地球の内部の構造や鉱石について詳しく解説していただき、内容は難しいものでしたが、地学や化学の授業で触れていた事もあり、とても面白く大変興味深い内容だったようです。最後に、「1.地球の内部はどのようになっているか描いてみよう」、「2.身の回りや学んだことで、不思議に思うことについて話してみよう」というテーマでグループディスカッションを行いました。「何のために人は生まれてきたのか」「なぜ風は吹くのか」「生物は死んだらどうなるのか」など各グループからさまざまな意見が出ました。
重要なのは、①よく観察すること、②疑問をもつこと、③疑問をもつことをあきらめないこと、自分から知ろうとする姿勢を大切にしたいと生徒は感じたようでした。
2019年11月15日 by admin
アメリカ研修に行ってきましたⅢ
〇日 時 令和元年11月10日~11月16日(11/10、11/15,16は移動日)
〇場 所 サンフランシスコ・サクラメント・カリフォルニア州立大学サクラメント校・ベラ・ヴィスタ高校
〇参加者 2年生6名・引率教員3名
第3日目、11月12日(火)です。私たちはカリフォルニア州立大学サクラメント校を訪れました。この大学はカリフォルニア州立大学群23校のうちの1校で、1947年に創立されました。私たちはまず始めに日本語の初心者クラスに参加し、Model Conversationのお手伝いをしました。午後は大学のライブラリーで「サクラメントにおける日系人の歴史」についての講義を受けました。国際交流を進めていく上で、歴史を学ぶことは非常に重要であると実感しました。
2019年11月13日 by admin
みかん収穫実習を行いました
○日 時 令和元年11月13日(水) 5~7時間目(13時30分~16時05分)
○場 所 本校畑寺果樹園
○対 象 1年生全員
晴天の中、1年生全員でみかん収穫実習を行いました。他のみかんを傷つけないよう枝の二度切りについて説明を受けた後、約20分歩いて農場に向かいました。美しい紅葉の中、鈴なりのみかんの木に数人で挑んでも、全てのみかんを摘み取るのにかなり時間がかかりました。急な斜面での作業でしたが、木の低い所や高い所になっているみかんも協力して収穫を行いました。収穫の喜びと大変さを感じる収穫実習でした。
2019年11月11日 by admin
ルーマニア研修に行ってきましたⅠ
〇日 時 令和元年11月7日~11月14日(11/7・8、11/13・14は移動日)
〇場 所 ブカレスト市内・ブカレスト大学・イオンクレアンガ高校・在ルーマニア日本大使館
〇参加者 2年生4名・引率教員2名
第1日目はイオンクレアンガ高校の生徒と現地ガイドの方の案内で、ペレシュ城とブラン城の見学をしました。当時の王族の暮らしぶりや周辺諸国との歴史的関係について詳しく説明していただき、ルーマニアの歴史を現地で学べる貴重な経験となりました。有名な観光地でもあり、お城の雰囲気や周辺の広大な土地に感動すると同時に、当時の状況に思いをはせることができました。この日から2人1組のホームステイがスタートし、ルーマニア研修の1週間前に附属高校で活動をともにしたイオンクレアンガ高校生宅にお世話になりました。
第2日目は1日ホストファミリーと過ごしました。ホストファミリーと観光地やショッピングモールへ行き、楽しい時間を過ごせました。疲れはありましたが、ルーマニアでの日常生活や家庭生活の様子にふれることができ、とても有意義な1日となりました。イオンクレアンガ高校に留学している日本人学生とも合流し、交流を深めました。ホームステイ先に戻ってからは、明日からのプレゼン発表とディスカッションに備えて準備・練習を行いました。
2019年11月11日 by admin
〇日 時 令和元年11月11日(月)6・7限
〇場 所 本校多目的学習室
〇対 象 1学年全員
〇講 師 愛媛大学プロテオサイエンスセンター センター長 坪井 敬文 先生
今回は、坪井先生を講師にお招きして『なんでマラリア?』というテーマで講義をしていただきました。なぜ愛媛大学でマラリアについて研究しているのだろうか、という問いから授業が展開されました。現在の日本ではマラリアは流行していないが、世界では人口の半数マラリア流行国に住んでおり、昨年2億2千万人がマラリアに感染し、44万人が亡くなっている現状が紹介されました。マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏も地球上で最も危険な動物は『蚊』であると紹介しており、地球規模の課題であるとの認識を共有しました。
これからの時代は、それぞれが活躍する舞台が地球規模となり、世界の情勢や地球規模の課題に興味を持ってほしいとのメッセージをいただきました。坪井先生は、愛媛・松山から世界中のマラリアで苦しむ人々の役に立ちたいとの思いで、マラリアのワクチンづくりに関するたんぱく質の研究をされており、その熱い気持ちが生徒たちに伝わっていました。
後半には「①なぜマラリアは熱帯地域に多いのか? ②日本はふたたびマラリア流行国になるのか」というテーマでグループディスカッションを行いました。各クラスから様々な角度からの意見が発表されました。その中でも、日本でもふたたびマラリアが流行するのではないかとの意見が多く出され、「グローバル化・地球温暖化・日本人の危機感の薄さ」等キーワードをもとに考えを深めることができました。
2019年11月11日 by admin
アメリカ研修に行ってきましたⅡ
〇日 時 令和元年11月10日~11月16日(11/10、11/15,16は移動日)
〇場 所 サンフランシスコ・サクラメント・カリフォルニア州立大学サクラメント校・ベラ・ヴィスタ高校
〇参加者 2年生6名・引率教員3名
第2日目はサクラメント市内研修です。サクラメントはカリフォルニア州の州都として160年近い歴史をもつ由緒ある都市です。私たちは、サクラメント松山姉妹都市協会の方に御案内していただきながら、サクラメント市庁舎・カリフォルニア州議事堂・カリフォルニア州立鉄道博物館を訪れました。
市内の研修を終えてホテルに戻ると、ホストファミリーが迎えに来てくれていました。いよいよホームステイが始まります。
2019年11月10日 by admin
理科部員が松山市立生石小学校「理科実験工作教室」の講師を務めました
〇日 時 令和元年度年11月10日(日)
〇場 所 松山市立生石小学校
〇対 象 小学生21名
〇参加生徒 理科部員
松山市立生石小学校で定期的に開催されている「理科実験工作教室」において、附属高校理科部の生徒が講師となって実験教室が行われました。毎年開催しており、今回で5年目になります。小学3~6年生の児童を対象に、2つの科学実験が体験できるイベントです。今年は新しく考案した「ペーパークロマトグラフィで分析方法と色素」「大気圧を「缶」じよう」という2つの講座で、小学生に理科の実験器具を正しく使う方法と、理科の考え方を伝えました。クロマトグラフィでは、黒い水性ペンのインクから青や黄色の色素が出てくる様子に、キレイ~という驚きの声が多数出てきました。大気圧の実験では、缶が潰れる音や、ポコポコとドライアイスから気体が発生する様子に驚いてもらえました。安全に、分かりやすく実験講座を行うことは、大人でも難しいことです。小学生、高校生ともに、学びの多い1日となりました。
2019年11月10日 by admin
アメリカ研修に行ってきましたⅠ
〇日 時 令和元年11月10日~11月16日(11/10、11/15,16は移動日)
〇場 所 サンフランシスコ・サクラメント・カリフォルニア州立大学サクラメント校・ベラ・ヴィスタ高校
〇参加者 2年生6名・引率教員3名
11月10日の午前10時に松山空港に集合し、サンフランシスコ空港に到着したのが同日の午前9時15分でした。アメリカ研修スタートです。
2019年11月8日 by admin
グローバル・スタディーズを行いました
○日 時 令和元年11月8日金曜日6・7限
○場 所 本校多目的学習室
○対 象 2年生全員
○講 師 愛媛大学 沿岸環境科学研究センター 鈴木 聡 先生
「世界を揺るがす薬剤耐性菌問題と海~海に流れ出た細菌・遺伝子の運命は?~」というテーマでお話をしていただきました。まず始めに生命の起源や細菌の進化、微生物について教えていただきました。私たちの飲料水の中にも100~1000個/mlの微生物がいると知って驚きました。しかし一般的なイメージとは異なり、人間の体に害をなす微生物はごく一部であり、ほとんどの微生物は環境を維持するために働いているそうです。またごく一部は病原性をもっており、感染症などを引き起こしているということです。
次に感染症との戦いの歴史について解説していただきました。これまでに様々な抗生物質が作られ多くの患者が救われてきた一方で、薬剤耐性菌が発生し、増殖・拡散することによって、世界中に薬の効かない感染症が広まり、日本でも毎年、薬剤耐性菌の院内感染よって亡くなる方がいるそうです。薬剤耐性菌が生まれるのは病院など薬剤を多く使う場所であり、最終的に海に流れ出ていくそうです。一般的に細菌は海の中で原生生物に食べられ分解されますが、耐性菌はその一部が海の中に残ってしまい他の生き物の遺伝子と混ざり合うことによって、最終的に人間に戻ってくる可能性があるそうです。海の環境からの目に見えない「遺伝子環流リスク」について、現在関心が高まっているということを学びました。
講義の後半では、グループディスカッションを行いました。「1問題は何か。何を知る必要があるか。」「2『発生』『拡散』の防止は可能か。」「『技術的対処』として何がある?」「日本が今できることは?」の4つの問いの中から一つ選び、グループで話し合いをしました。高校生ならではのフレッシュな意見が飛び交い、大変有意義な時間となりました。
2019年11月7日 by admin
フィリピン研修に行ってきましたⅡ
〇日 時 令和元年11月2日~11月7日(11/2、11/7は移動日)
〇場 所 マニラ市内・UPIS(フィリピン大学附属学校)
〇参加者 2年生8名・引率教員2名
第3日目はホストファミリー宅から登校し、朝礼(フラッグセレモニー)に参加しました。朝礼は6:40から始まります。その後ホストスチューデントと共に数学、英語、フィリピノ語、会計学、家庭科、体育などの授業に参加しました。机の配置はコの字型で、軽食を食べたり、スマートフォンを使ったりと自由な雰囲気の授業に驚きました。しかし、フィリピンの生徒たちは適宜質問したり、発言したりといきいきと授業に参加していました。また、ほとんどの授業が、生徒同士の話し合いの時間をとった後に発表という形で行われていました。一日の授業を終え、UPIS校長のロリーナ先生に御挨拶をし、それぞれホストファミリーと帰宅しました。
第4日目はホストスチューデントとのお別れから始まりました。短い期間でしたが、なかなか離れがたく、写真を撮ったり、フィリピンの手遊び(日本の「アルプス一万尺」)を教えてもらったりとそれぞれに別れを惜しみました。その後、バスでマニラ市内研修に出発しました。リサール公園、サンティアゴ要塞跡 、マニラ大聖堂、カーサ・マニラ博物館、サン・アグスチン教会、国立博物館(美術・歴史文化・自然)を巡りました。ガイドの説明はもちろん英語です。ガイドの説明を聞いたり、絵画で表現された怒りや悲しみを見たりすることで、戦争中日本人がフィリピンの人々に対して行った仕打ちについて、改めて知ることができました。正しい歴史認識の必要性を感じ、深い反省と共に二度と戦争を起こしてはならないという決意を新たにしました。その後ショッピングモールへ行き、夕食とショッピングを楽しみました。大渋滞とバスの強冷房、混沌とした街並みとエネルギッシュなフィリピンの人々を体感しました。新しい出会いと異文化を体験し、生徒たちは充実した研修を終えました。この研修が生徒たち一人ひとりの成長とフィリピン班の強い絆を与えてくれたことに感謝します。