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理科部が地域の絶滅危惧種保全の取組と研究成果を地域の方に紹介しました

2021年3月17日 by admin

理科部が地域の絶滅危惧種保全の取組と研究成果を地域の方に紹介しました

○日 時    令和3年3月17日(水)
○場 所    愛媛県内の図書館
〇対 象    地域の方など

 日頃、理科部員が絶滅危惧種マツカサガイ保全のために取り組んでいる活動と研究成果を、環境保護のNPOが主催する会において、地域の方、子ども、市や県の環境保全の関係部署の方々、大学教員、大学院生らも参加する中、紹介しました。
 説明会は夜間、本校所在地と離れた場所での開催であったため、部員はビデオ映像での参加・発表となりました。愛媛県は昨年度、野生動植物の多様性保全に関する条例により、淡水産二枚貝のイシガイ類2種(マツカサガイとイシガイ)を特定希少野生動植物として指定しました。愛媛県では残念ながら、イシガイは絶滅から救えない可能性が高く、マツカサガイも極めて深刻な状況です。
 これら大型二枚貝は小型淡水魚のタナゴ類の産卵の場となっていることからも、マツカサガイが絶滅すると、同じく特定希少野生動植物に指定されたヤリタナゴも絶滅します。
 この説明会は、今年度末、新たにマツカサガイの生存が確認された地域で開催されました。しかし、その新たに発見された生息地では、大規模な区画整備が進行中であるため、何もしなければ数年以内に生息地ごとマツカサガイ個体群は消滅します。理科部では、地域の方、行政、大学、NPOと連携して、これまでの生息地と、今回見つかった生息地両方の個体群を守っていく予定です。
 

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