JSEC通信に理科課題研究履修生の入選が掲載されました
○日 時 令和3年3月11日(木)
○発 行 朝日新聞社
〇入賞生徒 村上 瑠梨 さん
本校2年生の村上瑠梨さんが、JSEC2020(第18回高校生・高専生科学技術チャレンジ)に入選しました。入選を伝えるJSEC通信が朝日新聞社より発行され、本校の生徒・教員全員にも配布されました。
JSECは、我が国の科学技術水準の向上を目的とし、全国の高校生・高等専門学校生を対象に世界大会(ISEF)予選を兼ねたハイレベルな自由研究コンテストです。今年度は県内で唯一、入賞75作品内に村上さんの研究レポートが選ばれました。
研究テーマは「個体群動態からみた白亜紀アンモナイト・スカファイテス小型化の原因の考察」で、理科の授業「理科課題研究」で1年間研究してきた成果です。アンモナイト(スカファイテス)は、その化石から進化の過程で小型化したことが分かっていますが、その原因は不明です。
そこで村上さんは、食糧不足が原因ではないか?という仮説をたて、コンピュータシュミレーションを用いることによって、その仮説が正しいことや、2種のスカファイテスが競合している環境下であれば、小型種が生き残ることなどを証明しました。
在校生の皆さん、JSECファイナリストになった先輩や今回の村上さんに続くような課題研究を目指して、4月から課題研究に取り組んで行きましょう。