2020年12月16日 by admin
伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月16日(水)5,6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 竹内よしこ先生(えひめグローバルネットワーク)
本日は、Think globally, act locally and change personally!というテーマで以下のように講義をしていただいた。
えひめグローバルネットワークは国内外を問わず、地球規模の視点で捉えることを大事にしているグローカルな団体で、あらゆる人が人として平和な日々を送ることができる持続可能な社会を実現することを目指し、「地球規模で考え、地域で活動し、自ら変わっていこう」をモットーに活動をしている。
ESD(持続可能な開発のための教育)は、学校だけでなく様々なところで行われており、人がつながり取り組みが広がることで持続可能な社会作りに多くの人が関われる。 SDGsは環境・経済・社会に統合的に対応することを求めており、環境、経済、社会の統合的向上が不可欠である。
具体的な取り組みとしては、モザンビークで、松山市の放置自転車をモザンビークの銃と交換したり、公民館やトイレの建設、小学校の修繕などを行ったり、カプラナ布を使った商品開発をしたりしている。カプラナ布のリレー刺繍は高校の教科書にも出ている。
目指せ!ホンモノの学びと自己改革!
2020年12月16日 by admin
モザンビークの高校生と折り紙を通じた文化交流を実施しました!
〇日 時 12月16日(水)16時30分~
〇場 所 本校多目的室(オンライン開催)
本校は、アフリカのモザンビークへ本校生徒が留学(2名)するなど、モザンビークの高校生と様々な交流活動を行ってきました。この度、県を介して在モザンビーク日本大使館の文化交流事業に参加させていただき、モザンビークの首都マプトにあるフランシスコ・マニアンガ高校と本校をオンラインで繋いで折り紙の紹介を通じた文化交流を実施しました。
本校からは1~3年生15名、マニアンガ高校からは約10名の生徒の参加がありました。双方の参加生徒の英語での自己紹介のあと、本校生徒が折鶴の折り方を説明し、マニアンガ高校の生徒にも挑戦してもらいました。最初は難しそうにされていましたが、本校生徒とやりとりをしながら出来上がりに近づくにつれ、次第に明るい表情となっていきました。その後、マニアンガ高校の生徒からモザンビークの歴史と文化に関する紹介があり、生徒たちは真剣に聞き入っていました。
モザンビークの首都マプトに位置するマニアンガ高校と愛大附属高校は直線距離で約1万2500km、時差も7時間に及びますが、目立った通信トラブルもなく、最後の質疑応答でも、着物の生地のことや現地の有名な料理などについて、高校生同士のにぎやかな会話が交わされていました。
今回のオンライン交流の様子は、愛媛新聞、産経新聞、日本教育新聞などで報じられました。
2020年12月14日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月14日(月)6,7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 中川 未来 先生(愛媛大学法文学部)
本日は、地域の「記憶」を保全し、継承するというテーマで以下の内容で講義をしていただいた。
今、私たちが生活している地域には、数多くの歴史的資料・文化財が存在している。文化財とは、評価が定まり、国や自治体から指定を受けた仏像や建築物、絵画などに限らず、ありふれた古文書や写真、書物、民家や民具も、その時そこで生きた人びとの姿を今に伝える大切な文化財である。
2018年7月の西日本豪雨は、愛媛県内各地に大きな被害をもたらし、地域の「記憶」である文化財にも被害を与えた。愛媛資料ネットが被災文化財を救出・保全するために活動をした。とにかく残すことが大切である。文化財が伝える「記憶」を残し、これからの地域作りに活かしていくために自分には何ができるか、考えて欲しい。
2020年12月8日 by admin
2020年12月7日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月7日(月)6,7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 西嶋真理子先生(愛媛大学大学院医学系研究科)
本日は、愛媛の医療と福祉~インフルエンザを考える~というテーマで講義をしていただいた。はじめに愛媛大学医学部看護学科の紹介をいただいた。看護学科の卒業後の進路は、看護師だけではなく養護教諭や保健師になるという選択肢もあると説明いただいた。
現在コロナ禍にあり、正しく恐れることが重要である。まず個人でできる感染予防を行うことが大切である。ウイルスが持ちこまれる具体的なケースとして、宅配便の荷物の受け取り、電車の床に荷物を置く、髪の毛や顔・メガネ・周囲の物などを手で触る、スマホを操作しながら食事をするなどの行為が考えられる。
インフルエンザについては、一般のかぜ症候群とは分けて考えるべき。重症化しやすい病気である。新型インフルエンザは、これまで人の間で流行したことがないインフルエンザウイルスが鳥や豚から人に入り、人から人へ感染するようになったものである。インフルエンザの予防にはワクチンの接種、手洗い、室内環境の湿度確保、咳エチケットが有効。新型インフルエンザは、これまで人の間で流行したことがないインフルエンザウイルスが鳥や豚から人に入り、人から人へ感染するようになったものである。またはかつて流行したが、その後流行することなく長期間経過し、現在の人が免疫を持っていないインフルエンザのことである。日本で発生することはあまり考えられない。愛媛県にも新型インフルエンザ行動計画があるが、状況の変化と共に対策も刻一刻と変わるものである。情報を早く正確に知ることが大切。
2020年12月2日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月2日(水)5・6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 小田 清隆 先生(愛媛大学社会共創学部)
以下の内容で愛媛大学社会共創学部の小田清隆先生に「ヤンキー母校を覗く」というテーマで講義をしていただいた。
小田先生は本校の卒業生であり、以前は本校で勤務していただいたこともある。また、平成20年に愛媛大学農学部附属農業高校から愛媛大学附属高校と改組された際にご尽力いただいた。
学校の教育目標や求める生徒像を知っているか、何のために附属高校へ入学したのか、学習と特別活動のバランスは良いか、誰かのせいにしていないか、本気になっているか、など先輩としてあたたかいご助言をいただいた。また、小学校の教員になりたい生徒には、社会共創学部ではなく教育学部に進学することをすすめていただくなど。
SDGsの17の目標については、かなり学習をしてきたが、細部までは頭に入っていなかったことが分かった。改めてSDGsについて考える時間を持つことができた。
2020年11月16日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年11月16日(月)6、7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 小助川 元太 先生(愛媛大学教育学部)
今回は河野氏の物語である『予章記』について講義をしていただきました。内容は以下の通りです。
『予章記』のような作品は他の地域にはなく、愛媛が誇るべき貴重な古典文学である。
越智益躬(ますみ)が朝鮮半島から攻めてきた鉄人を倒した英雄として描かれている場面はギリシャ神話のアキレウスの話と似ている。このことから、瀬戸内海を拠点とした豪族だった河野氏は交易などで海外に精通していた可能性が考えられる。また、中国大陸や朝鮮半島との緊張関係は昔からあったということや、中世の日本人が異国の人に抱くイメージは恐ろしいもの、得体の知れないものというものだったと考えられる。
史実は記録として残っているものから分かる客観的な情報であるが、物語は記録を基に後の時代の人がその出来事を解釈したものである。古典文学はたとえ事実に基づいていても作者の思いやその時代特有の物の見方が反映されている。一貫したテーマに合わないことは削除されたり変えられたりすることもあるが、古典文学を読むことは時代を超えてそこに生きた人たちと交流することであり素晴らしいことだ。
教育学部について・・・医学部と並ぶ目的学部である。教員は営利目的ではなく、生徒の成長を願い、人の気持ちを考えて臨機応変に対応できることが望まれる。AIでは代替できない職業である。
2020年11月14日 by admin
愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門に3組出場し、奨励賞を受賞しました
○日 時 令和2年11月14日(土)
○場 所 愛媛県総合科学博物館
〇対 象 理科部
第34回愛媛県高等学校総合文化祭自然科学部門に、理科部から3作品を出品しました。いずれも激戦の生物分野への作品になりましたが、3作品ともが高く評価されて一次審査を突破し、生物分野9作品で競い合うポスター発表会に参加することができました。午前中にポスター発表と質疑応答が行われ、審査された結果、決勝に残る2作品の中に本校川﨑優人さんの研究が選ばれ、午後の決勝(口頭発表)に挑みました。
物化生地の各分野2作品ずつ、計8作品が決勝で発表した結果、残念ながら来年度の第45回全国高等学校総合文化祭(紀の国わかやま総文2021)へ派遣される愛媛県代表になることはできず、奨励賞の受賞となりました。県内各校で研究に打ち込む生徒同士が交流し、刺激の多い一日になりました。本校の3つの研究どれもがSDGsの解決に貢献する重要な研究テーマであり、今後の発展が期待されます。
2020年11月9日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年11月9日(月)6、7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 坪井敬文先生(愛媛大学プロテオサイエンスセンター)
本日は、愛媛大学プロテオサイエンスセンターの坪井敬文先生より講義をしていただいた。
世界で年間2億3千万人がマラリアに感染し、40.5万人の死者を出している。日本も無関係ではなく、平清盛もマラリアと思われる症状で亡くなったのではと疑われるなど、昔は日本でもマラリアにかかっていた。現在も毎年60人くらいがかかるが、仕事などで短期間海外へ行き、日本に帰ってから40度くらいの熱が出て発病するもので、日本から出なければマラリアにかかることはない。注意しなければならないのは日本で病院に行くと発熱でマラリアを疑う医者はいないことだ。1週間治療せず放っておくと死に至る恐ろしい病気であるため、海外から帰って発熱した場合は自らマラリアの可能性を医者に伝える必要がある。
世界でも薬や殺虫剤を開発するなどし、1970年頃まで順調にマラリアを撃退してきたが、薬が効かないマラリア、殺虫剤が効かない蚊が世界中に出てきたため再びマラリアが流行した。そしてそれに対抗する新しい薬が開発され、今後も耐性との戦いは続く。
未だにマラリアのワクチンはまだ開発されていないが、愛媛大学の新技術がワクチンの切り札となるかもしれない。貧困対策にはマラリア対策が欠かせない。愛媛から世界に貢献するためにマラリアの研究をしている。
生徒の皆さんも地球上で何が起こっているかを忘れず、夢を大きく持ち、興味を持って忍耐強く努力し、頂上を目指してほしい。
2020年11月8日 by admin
理科部員が松山市立生石小学校「理科実験工作教室」の講師を務めました
〇日 時 令和2年度年11月8日(日)
〇場 所 松山市立生石小学校
〇対 象 小学生16名
〇参加生徒 理科部員
松山市立生石小学校「理科実験工作教室」において、附属高校理科部の生徒が講師となって小学4~6年生の児童を対象とした理科の実験教室が行われました。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から他の講座は実施されていない中、参加児童数を限定し、十分な感染防止対策を行った上で実施しました。
今年は児童数分の顕微鏡をはじめとする実験器具を持ち込み、子どもたちが全ての操作を1人でできるよう、生徒たちが工夫しての講座になりました。生き物からDNAを抽出する実験、自分の細胞と核を観察する実験、膜の働きを知るための実験を行い、実験器具を正しく使う方法や、科学の考え方を伝えることができました。小学生、高校生ともに、学びの多い1日となりました。
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