2024年1月16日 by admin
横浜での学会発表と、栃木での共同調査を行いました
〇日 時 令和6年1月7~9日
〇対 象 理科部
理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。1月7日、日本生物教育学会で、この1年間の研究成果を発表しました。翌日は都内科学研修の後、同じくマツカサガイの研究や保全活動を行っている栃木県立那須拓陽高等学校へ向かうため、栃木県に移動しました。栃木では古くから、天然記念物ミヤコタナゴ保全のために、貝類とタナゴ類の研究が熱心に行われています。日の出と共に、凍った水面を割りながらマツカサガイの生息状況を確認した後、水産試験場での互いの研究発表、試験場のタナゴ保全施設を見学、市や環境省関係者との交流、拓陽高校内の貝の保護池での合同調査と、盛りだくさんの研修を終えて帰路につきました。他県の貝の生息状況や保護体制を見ると、愛媛県のマツカサガイとヤリタナゴを取り巻く環境が、比べものにならないくらい危機的な状況にあることを改めて感じます。間に合わないかもしれませんが、将来の子どもたちにも、貝や小魚が泳ぐ水路を愛媛にも残せるように、活動を続けていきたいと思います。
2024年1月16日 by admin
日本学生科学賞愛媛県審査で県市長教育委員会連合会長賞を受賞しました
〇日 時 令和5年10月18日、11月17日
〇対 象 理科部
理科部の渡部亜弥さんが、日本学生科学賞愛媛県審査で県市長教育委員会連合会長賞を受賞しました。10月18日と11月17日の読売新聞で報じられ、11月17日の紙面では、詳しい研究内容が紹介されました。日本学生科学賞は、高校生を対象とした研究コンテストで最も歴史と権威あるコンテストです。コロナ禍で制限の多い中、1年生の時から粘り強く酢酸菌を植え継ぐことで、自身が立てた仮説を見事に証明しました。大学入学後も、自身が仮説通りに育て上げて保存している酢酸菌のDNA解析をすることで、新たな発見が続くのではないかと期待されています。