学長挨拶/学校長挨拶

 


附属高等学校の教育理念は、「『学びに対する高いモチベーション』『地域を担う意欲』とそれを支える『確かな学力』を育て、『生きる力』を培うこと」です。附属高校で学ぶ意味はこのフレーズの中に凝縮されています。 では、ここで言う「学力」とはどんな意味なのでしょうか? 今、文部科学省では明治以来とも言われる教育制度の抜本的改革を進めていますが、これによって、中学校や高校での学び、さらには大学の入試制度のあり方も変わろうとしています。この制度改革の中では、点数主義、偏差値教育などのことばで表現される「テスト学力」、すなわち試験でよい成績をとる能力ばかりではなく、「課題解決力」、すなわち自らの知識・技能を活用して、主体性をもって課題を発見し、その解決に向け、多様な人々と協働できる能力が問われることになります。このような能力は、単に机の前に座って学ぶことだけでは決して身につきません。課外活動、ボランティア活動などを通じて、身近にある社会の具体的な課題に積極的に取り組み、多くの仲間と協調しつつ意欲を持って解決していく態度を育んでいくことが重要です。

では、もうひとつのキーワードである「生きる力」はどのようにして培うことができるのでしょうか? それには、自分の「夢」をしっかりと見つめ、自分の理想あるいは目標に向けて努力する「夢追い人」になることです。皆さんにはそれぞれ、「将来こんなことをしたい」とか、「何かになりたい」という「夢」があるはずです。この「夢」は、みなさんの進路決定に直結していますし、みなさんが人生を生きていく上での無限のエネルギーとなります。でも、何もせずにじっとしていたままでは、ただの「夢見る人」です。「夢追い人」になるためには「追う」という能動的な動き、すなわち、自ら学び、自ら考え、自ら行動することが不可欠です。みなさんも明日から「夢追い人」を目指しましょう!

附属高校には、本当の意味での学力を身につけ、生きる力を育む機会がたくさんあります。「仲間といっしょに夢を追う!」—— それを附属高校で実現してください。

愛媛大学附属高等学校は、愛媛大学が掲げる「自ら学び、考え、実践する能力と次代を担う誇りをもつ人間性豊かな人材を社会に輩出」という使命に則り、「学びに対する高いモチベーション」「地域を担う意欲」とそれを支える「確かな学力」を育て、「生きる力」を愛媛大学と連携して培うことを教育理念としています。

これを受けて、本校では、多彩なカリキュラムや活動を用意しています。例えば、愛媛大学の授業を受講すること、各学年で愛媛大学の研究者の指導を受けて研究を行うこと、Super Global High School 認定校として、海外に視野を広げた学びを行い、海外研修を行って英語で他国の高校生と交流をすること、農業の授業で田植えを行うなど、実に多くの特色ある学習機会が用意されています。

高校の3年間は、将来の自分の進むべき道を思考し、その準備をする重要な期間です。この期間が皆さんの人生の行方を大きく左右すると言っても過言ではありません。高校は、皆さんが卒業後に希望する職業に就いて社会で活躍する、あるいは将来希望する職業に就くために入学したいと考えている大学に進学して一層深い知識と技術を身に付けるための基礎となる学び・思考・活動経験を積む大切なステージんです。

本校で確かな学力と様々な活動・経験を積み、将来を見通し、充実した高校生活を送って頂くことを期待しています。そして、本校をステップして、皆さん一人一人が希望する進路に向けて大きく羽ばたいて下さい。

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