2022年1月31日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
〇日 時 令和4年1月31日(月)6・7限
〇場 所 各HR教室(遠隔)
〇対 象 1年生
大学院農学研究科 八丈野孝准教授による授業が行われました。はじめに「研究者(理系)になるために必要なこと」ということで研究者をめざす高校生に8つの項目が紹介されました。
また、柑橘全般に一番厄介な病気「カンキツかいよう病」、柑橘が色づかない「カンキツグリーニング病」、バナナの「パナマ病」…など様々な作物の病気のお話がありました。世界的に大問題になっていることでも、輸出に頼っている日本では報道されていない情報がたくさんあることに皆驚いていました。
「ジャガイモ疫病は人類の歴史を変えた!?」という話では、ジャガイモに病気が流行り1845年からのアイルランド大飢饉で100万人が餓死し、200万人がアメリカ・イギリス・カナダ・オーストリアに移住せざるをえなくなったという話もあり、作物の病気が人の生命・生活に大きな影響を及ぼすということを改めて確認する機会となりました。