2021年1月20日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和3年1月20日(水)5,6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 平岡 耕一 先生(愛媛大学工学部)
本日は、「愛媛の科学技術と情報」というテーマで以下のように講義をしていただいた。
エネルギー資源確認埋蔵量は石油が40年、天然ガスが61年、石炭が227年、ウランが64年と限りがあり、クリーンエネルギーへの速やかな移行が急務である。資源がエネルギーに変えられるとき、熱として空気中に捨てられる廃熱を再利用するのが熱電発電である。そのメリットは駆動部分がないので騒音がなくメンテナンスが不要、また、様々な環境で応用可能であるという点である。熱電変換は、熱を与えた電子の移動によって発電し、各種熱電材料は身近なところから宇宙にまである。
熱電材料の設計指針は、電気は流すが熱は伝えないことも説明いただいた。