2024年2月16日 by admin
ウニの人工授精を観察しました
〇日 時 令和6年2月16日(金)
〇場 所 生物室Ⅰ
〇対 象 第1学年
〇科 目 「生物基礎」
「生物基礎」の授業において、毎年恒例のバフンウニの人工授精の観察を行いました。毎年この時期は、体細胞分裂と発生の定番教材であるバフンウニの繁殖期であるため、4~5日間、ウニに来校して頂いています。授業では、顕微鏡下で未受精卵を受精させ、受精膜ができる様子を中心に観察します。タイミングを合わせると、見ている間に細胞がくびれて分かれる様子を、数分で見ることができます。生命誕生の瞬間は、何度見ても神秘的で感動的です。
観察後は、幼生観察用を一部残し、他の受精卵は採集した海岸に戻します。親のウニも、1個体も殺すことなくもとの海に返すことができました。本校から車でわずか30分の海岸で、何種類ものウニやヒトデ、ナマコ、美味しそうな貝や海藻を観察することができます。これからもずっと、様々な生物に出会える楽しい海岸であって欲しいと思います。