2022年8月3日 by admin
応用科学探究「熱電変換を体験しよう」を行いました
○日 時 令和4年8月3日(水)
○場 所 愛媛大学教育学部
○対 象 第2学年 13名
○講 師 愛媛大学教育学部 中本 剛 先生
応用科学探究「熱電変換を体験しよう」に2年生13名が参加しました。はじめに、熱電変換とは熱エネルギーと電気エネルギーを相互に変換することを学び、熱電変換を体験する2つの活動を行いました。1つ目は、ペルチェ素子(熱電変換素子)に電池を接続すると、素子の表面が温かくなったり、冷たくなったりすることを体験し、2つ目は、ペルチェ素子にファンを接続し、素子の両面に温度差をつけるとファンが回り始めることを体験しました。次に、 熱電変換の仕組みについて知るために、ゼーベック効果やペルチェ効果についてご講義いただきました。これらの内容は大学で学ぶ機会が多くないため、講義の時間は生徒にとって貴重な時間となりました。最後に、これまでに学んだことを活かして、熱電対温度計を作製する実験を行いました。実験では「優れた温度計を作製すること」というミッションが与えられ、それを達成するために、使用する材料や測定方法について各グループで活発な議論が行われていました。結果は、どのグループもおよそ3℃の誤差がある温度計となってしまいました。優れた温度計とは言い切れませんでしたが、誤差を少なくするための方法について十分に考えることができていました。
応用科学探究を通して、高校では触れることのない大学の専門分野について学ぶことができました。
2022年8月3日 by admin
応用科学探究「子規記念博物館・坊ちゃん劇場観劇」を行いました
○日 時 令和4年8月3日(水)(9時00分~17時00分)
○場 所 子規記念博物館・坊ちゃん劇場
○対 象 第2学年 17名
令和4年8月3日(水)に、応用科学探究「子規記念博物館・坊ちゃん劇場観劇」を実施し、2年生17名が参加しました。松山市道後にある松山市立子規記念博物館では、はじめに子規の功績を辿りながらその一生を紹介する映像を見ました。その後、館内所蔵の約7万点の実物資料や書籍等の常設展示コーナーを見て回り、子規の世界を通して、地元松山や俳句などの文学について親しみ、理解を深めることができました。午後からは、東温市に移動し、坊ちゃん劇場にて、ミュージカル「ジョンマイラブ」の観劇を行いました。本作品は、幕末の江戸を舞台とし、日本人として初めてアメリカに渡ったジョン万次郎が高等な教育を受けて帰国、開国を巡り激流に揉まれる日本が自由と平等に満ちた国になることを願い奮闘する物語です。そして、男女問わず個人の意見を尊重するジョンに次第に惹かれ支えていく妻の鉄の視点から描かれています。本校生徒たちは、作品内容にふれるとともに、ペンライトを使用して舞台を盛り上げるなど、役者さんたちと一体となって観劇を楽しむことができました。
今回の応用科学探究の講座では、愛媛県、さらに四国地域の歴史と文化について改めて深く学ぶ貴重な1日となりました。子規記念博物館、坊ちゃん劇場のスタッフの皆様には大変お世話になりました。ありがとうございました。