2024年12月16日 by admin
コオロギ相撲を行いました
〇日 時 令和6年12月16日(月)
〇場 所 生物室Ⅱ
〇対 象 第3学年
第3学年の「生物」の授業で今回、コオロギ相撲を行いました。コオロギの仲間には、オス同士が戦うと、優劣を決めるような行動がみられることがあることが知られています。この性質を利用して、中国ではコオロギの雄同士を戦わせる「闘蟋(とうしつ)」と呼ばれる文化もあるそうで、今回はこの性質を利用して実験的にコオロギ相撲を行い、コオロギ個体間の優劣関係を確かめてみました。
結果としてはあまりうまくいかなかったです。対戦用の容器に入れた後、コオロギを興奮させ戦わせるのですが、興奮させるため触覚を刺激しても一向に対戦を行わず、外に逃げ出そうとする行動がずっと見られ、そもそもの相撲がみられませんでした。
ですが、そのうまくいかなかった理由も生徒たちと考察しました。例えば「体専用の容器が大きすぎたのでは?」であったり、「コオロギを注文した際に一緒くたになって届いたので、その時点で優劣が決まってしまったのでは?」であったり様々な考察をしてくれました。成功からだけでなく、失敗からも考察を行うことで学びがあるということを体感できたのではないかと思います。これからも成功だけでなく、失敗からも多く学んで糧にしていってほしいと思います。