2019年11月11日 by admin
〇日 時 令和元年11月11日(月)6・7限
〇場 所 本校多目的学習室
〇対 象 1学年全員
〇講 師 愛媛大学プロテオサイエンスセンター センター長 坪井 敬文 先生
今回は、坪井先生を講師にお招きして『なんでマラリア?』というテーマで講義をしていただきました。なぜ愛媛大学でマラリアについて研究しているのだろうか、という問いから授業が展開されました。現在の日本ではマラリアは流行していないが、世界では人口の半数マラリア流行国に住んでおり、昨年2億2千万人がマラリアに感染し、44万人が亡くなっている現状が紹介されました。マイクロソフト創業者のビルゲイツ氏も地球上で最も危険な動物は『蚊』であると紹介しており、地球規模の課題であるとの認識を共有しました。
これからの時代は、それぞれが活躍する舞台が地球規模となり、世界の情勢や地球規模の課題に興味を持ってほしいとのメッセージをいただきました。坪井先生は、愛媛・松山から世界中のマラリアで苦しむ人々の役に立ちたいとの思いで、マラリアのワクチンづくりに関するたんぱく質の研究をされており、その熱い気持ちが生徒たちに伝わっていました。
後半には「①なぜマラリアは熱帯地域に多いのか? ②日本はふたたびマラリア流行国になるのか」というテーマでグループディスカッションを行いました。各クラスから様々な角度からの意見が発表されました。その中でも、日本でもふたたびマラリアが流行するのではないかとの意見が多く出され、「グローバル化・地球温暖化・日本人の危機感の薄さ」等キーワードをもとに考えを深めることができました。
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