2019年4月8日 by admin
平成31年度入学式を挙行しました
○日 時 平成31年4月8日(月)13:30~
○場 所 附属高等学校体育館
○対 象 新入生120名(附属高等学校12期生)
入学式では、吹奏楽部の演奏にあわせて新入生が入場しました。各新入生の胸には,本校の授業で丹念に育てた花を活用して、在校生や保護者の方々によって一つひとつ丁寧に作られたコサージュが添えられました。
国歌斉唱の後、クラス担任から名前を読み上げられた新入生が、一人ずつ力強く返事をして起立しました。その後、新入生を代表して正岡桃奈さんが、「今日から高校生という新たなステージの第一歩を踏み出します。大きく変わる環境の中、今は不安でいっぱいではありますが、その一方で、たくさんの可能性に満ちた新しい世界、またこれからの新しい出会いに、大きな期待を寄せています。」「高校3年間は、きっとあっという間に過ぎていくことでしょう。そして、その3年間は人生の中でも大変重要な時期だと思います。それは、自分の将来のための準備期間でもあるからです。学びに対する高い意識を持ち、確かな学力を身につけ、生きる力を培わなければなりません。私たち新入生は、お互いに良い影響を与え合いたいと思っています。本校で自分の夢の実現に向けて、一日一日を悔いの無いように大切に過ごしていきたいと思います。」と宣誓しました。
続いて、佐藤栄作校長から「これからの50年は、これまで以上に大きな自然に関わる変動や、人間社会における変動が起きる可能性が高くなってきたように思います。そうしたことに直面した時、どう舵を切るかというのは、極めて重大です。そうした場面で、後で振り返って適切だったと言える判断や行動ができる人になって欲しい。私の願いはそれ一つです。」「可能ならば、本校3年間である程度の自信が持てるようになって欲しい。そうして、その先をどう進むかを自ら判断できるようになって欲しい。大学進学という選択はようやくここで出てくるのです。ともかく行けばいいのではない。難関が偉いわけではない。一人の『人』として、自分の適性を見て、進学する。家族や社会の状況を見、卒業後の自らの姿をも見通して、進学する。もちろん、適正がまだはっきりしないということもあっていい。しかし、その場合も、その自覚が必要だと思います。」「何事も鵜呑みにしない、難題に出くわしてもひるまない、自分らしく切り込んでいける、そういう『人』になるための本校での3年間が、今日、始まりました。」と式辞がありました。
引き続き、三浦和尚副学長からは、『論語』の「これを知るはこれを好むに如かず。これを好むはこれを楽しむに如かず。」という言葉を引用して、次のような祝辞をいただきました。「私は若い頃、『論語』は説教くさくて好きではなかったのですが、この年になると素直にその言葉が耳に入るようになってきました。何につけても、楽しむことが出来るという境地というのは最強だと、最近つくづく思います。軽々しい興味ではなく、自身が本当にやりたいこと、楽しいと思えるものを見つけるには、じっと座って瞑想にふけっていてもおそらくどうにもなりません。皆さんの世代で当面行うべきは、なぜかという疑問をもって学び、本を読んで心を深め、友達関係や部活動、社会的活動の中で見聞を広げ、人間や社会へ目を開くことです。その一生懸命の中でしか、本当にやりたいことが本物の形で自覚されはしないのだと思います。」
入学式の後、附属高等学校恒例の対面式を実施しました。新入生及び在校生がお互いに向かい合い、新入生代表の森美空さんが在校生に対し、入学に際しての決意を表明しました。これを受けて、在校生代表の宮野亜美さんが歓迎の言葉を述べました。
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