topic

ルーマニア研修に行ってきましたⅡ

2019年11月17日 by admin

ルーマニア研修に行ってきましたⅡ

〇日 時    令和元年11月7日~11月14日(11/7・8、11/13・14は移動日)
〇場 所    ブカレスト市内・ブカレスト大学・イオンクレアンガ高校在ルーマニア日本大使館
〇参加者    2年生4名・引率教員2名

 第3日目は午前中に在ルーマニア日本大使館に向かいました。大使館では、大使と文化広報担当の方と直接お話ができ、附属高校の海外研修や異文化理解の取組を知っていただくと同時に、ルーマニアについての知識、大使館の役割や仕事内容について質疑応答形式で学習しました。具体的には、ルーマニアに居住する日本人数が増えてきていること、日系企業の進出、大使館がルーマニア国内で行っている日本文化の紹介事業などについて教えていただきました。さらには、海外での経験を多く積み、様々な価値観や文化についてふれて人間的に大きく成長してほしいという本校生徒向けのメッセージもいただきました。午後は、ブカレスト大学を訪問しました。日本語学科の学生の歓迎を受け、ルーマニア語で日常会話の発音練習を行いました。その後、グループに分かれ、日本文化や日本の高校生活、アニメ、音楽などの多様なジャンルのテーマでブカレスト大学生と意見交流をしました。和やかな雰囲気の中で、生徒たちは自分たちの日常について積極的に話をし、ブカレスト大学生と良い交流ができました。また、日本古典文学(万葉集)の授業も見学させていただき、日本文学の持つ魅力について改めて刺激を受けたようです。夕方はブカレスト大学生の案内でブカレスト市内を散策しました。夜は、同大学で行われた日本文化ウイークに参加し、弓道や茶道の実演を見学し、日本文化への関心の高さや普及の実態を目の当たりにしました。
 第4日目はホストファミリー宅からイオンクレアンガ高校に登校し、歓迎セレモニーに参加しました。生徒たちは学習してきたルーマニア語で自己紹介を行い、続いて準備してきた「高校生の日常」「環境問題を解決するために」の2つのテーマでプレゼン発表をしました。研修前に準備と練習を重ねていたため、当日は堂々と落ち着いて発表ができました。日本の高校生活については、イオンクレアンガ高校生の関心も高く聞き入っていました。また、環境問題については、ゴミ問題に着目し、現在の取組について紹介し、両国の環境問題の現状や課題を共有することができました。プレゼン後には、「故事成語」の授業を行い、本校生徒4人が主体となって、故事成語の成り立ちの説明と短文づくりを共同で行い、全体の場で発表しました。日本語力向上に励んでいるイオンクレアンガ高校生にとっても有意義な活動でした。その後、生物学の授業見学を経て、午後からはイオンクレアンガ高校生と一緒に国民の館を訪問しました。新しい出会いと異文化を体験し、生徒たちにとって大変充実した研修でした。本研修は生徒たち一人ひとりの成長につながるものであったと同時に、ルーマニアの協定校との友好関係の発展に資する研修であったと感じています。

カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
  • 愛媛大学附属高等学校へのお問い合わせ・資料請求はこちら
  • イベントルバムの詳細はこちら
  • 電子パンフレット
Copyright (C) 2010 ehime university senior high school All Rights Reserved.