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SDGs伊豫学の授業を行いました

2022年5月16日 by admin

SDGs伊豫学の授業を行いました

〇日 時    5月16日(月)6・7限
〇場 所    各HR教室(Zoomによる実施)
〇対 象    第1学年
〇講 師    愛媛大学法文学部 今泉志奈子 先生

今泉先生に「ことばの不思議と楽しみ」というテーマで講義をしていただきました。先生が、学生に教える時(ラジオやプレゼンの時)に気を付けていること、それは「一度口に出した言葉は取り消せない」ということでした。ゆえに、言葉にして伝える前に一瞬立ち止まって相手の心持ち、見えない心の中を、一度思いめぐらせてから言葉にすることをすごく大事にしていると言われました。また、「言葉は贈り物と思っている」ということでした。相手にプレゼントを渡すときのように、時間をかけて大事に準備して思いを乗せて選んで言葉にすることを大切にしているというお話をされました。自分を発することばを見直すきっかけとなり、自分のことばにもっともっと心配りをしていこう、と思いました。

今泉先生は、高校時代から英語が好きで好きでたまらなかったそうです。同時に演劇や芝居にも興味を持たれていました。高校生の時には、大学に行き、語学のスペシャリストになるか、音楽学校に行き、芸能界・音楽関係の道に進むか、悩まれましたが、大学へ進学されました。大学では、寝ても覚めても自分を語学漬けにしていたそうです。宝塚歌劇団で資料本やメールの翻訳などのアルバイトもされていました。余った時間はひたすら舞台をしていたそうです。大学院への進学、海外留学を経て、日本へ帰り、大学の教授になり、いよいよ研究の道に進む、となった時に宝塚から翻訳の仕事が舞い込み、18歳の時に2つに分かれた道がまたつながりました。「やってきたことは、なかったことにはならない」との言葉が強く印象に残りました。今一生懸命取り組んでいることはいつか未来につながるから頑張ろう、と思えるエピソードでした。

今泉先生から、全員に、附属高校の先輩たちからのメッセージが書かれたプリントと「青い地球交流記」の2022版の冊子をいただきました。プリントには、『今泉先生の講義を受けたことがきっかけで、私にとっての英語は単なる教科としての英語からヒトの言葉としての英語に変わったこと、そして、英語「を」学ぶという目的でなく、英語「で」学ぶという手段になっていったこと、英語を手段とすることで世界中の人々とつながることができたこと』、『私たちの手のひらには「可能性」という名の種が握られていること』など、すばらしいメッセージが書かれていました。「靑い地球交流記」では、「オンライン研修体験記」や「オンライン交流会報告」など、海外へ出られないコロナ禍での取組について書かれてありました。現在は遠く離れていてもオンラインでつながることができます。今泉先生は、「コロナで失われたものばかりではない。世界が分断するように見えても次に会うときは世界中の人がコロナサバイバー同士になる。言葉の力が再び人と人とを結び直す原動力になる。」と熱く語られていました。また、「松山・道後の梅の花」と「香港の青い空」の2枚の写真から、コロナ禍の苦しみの中でも季節は巡ること、私たちは美しい景色を共有していることを教えていただきました。

高校1年生からの様々な質問、「ことばについて」、「外国語学習について」、」「留学について」にも答えていただきました。「ことばについて」では、ことばは贈り物であり、生き物だからこそ、相手がキャッチしやすいことばを贈ることが大切であることを教えていただきました。「外国語学習について」は、効率的な勉強方法はなく、とにかく英語漬けになることが大切で、365日、毎日、15分は外国語に触れること、また、辞書を引く手間を省かないことなどに気を付けて学習するとよいそうです。

 最後に、先生が好きな言葉“Dawn”についてお話をしてくださいました。“Dawn”には、「夜明け、あけぼの、暁」、「はじまり、兆し」といった意味があるそうです。

 今泉先生、本日は、高校生にとっても、教員にとっても、実になるお話をたくさんしていただき、大変にありがとうございました。

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