
2025年11月10日 by admin
第9回Eカフェを開催しました
〇日 時 令和7年11月10日(月)
〇場 所 ワークショッププレゼンテーションルーム
今回は、インドネシア出身で愛媛大学に留学しているジェーンさんによる、「インドネシアの伝統舞踊」をテーマとした英語プレゼンテーションが行われました。はじめにインドネシアの伝統舞踊をご紹介いただきました。インドネシアには地域ごとに異なる舞踊や音楽があり、神話や物語をもとに大切な場で披露されます。バリのレゴンダンス、ジャワのベドヨダンス、スマトラの皿回しダンス、パプアのサジョジョなど、その動きや表現は多様です。中でも、座ったまま歌いながら拍手や体の動きで表現するサマンダンスはユネスコ無形文化遺産にも登録されている独特の舞踊として紹介されました。続いて、インドネシアを代表する伝統音楽「ガムラン」について説明がありました。バリではテンポが速くにぎやかで、ジャワではゆったりとした瞑想的な音色が特徴です。日本の雅楽に似た雰囲気もあり、王室の儀式や宗教行事、影絵劇にも用いられます。また、竹を揺らして音を出す「アンクルン」や、木と動物の皮で作られたドラム「ティファ」などの楽器も紹介され、アンクルンがユネスコ無形文化遺産に登録されていることも知ることができました。最後に、日本の文楽にも似た、昔話を語り継ぐインドネシアの伝統的な影絵人形劇「ワヤン」も紹介されました。夜通し行われることもあり、幻想的な世界観が魅力です。生徒からは、伝統舞踊のサマンダンスやレゴンダンスを実際に踊ってみたいという声が多く聞かれました。また、竹のハープ「ササンドゥ」やアンクルンなどの楽器を演奏してみたいという意見もあり、影絵劇ワヤンも「いつか鑑賞してみたい」と人気を集めていました。