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第4回Eカフェを開催しました

2025年9月8日 by admin

第4回Eカフェを開催しました

〇日 時    令和7年9月8日(月)
〇場 所    ワークショッププレゼンテーションルーム

今回は、インドネシア出身で愛媛大学に留学しているジェーンさんによる、「インドネシアの自然の宝庫」をテーマとした英語でのプレゼンテーションが行われました。

インドネシアは環太平洋火山帯と赤道に沿って群島が広がる地形をもち、火山性の山脈、熱帯雨林、多様な海洋生態系を特徴としています。国内には126の火山が存在するといわれています。

最初に紹介されたのは、東ジャワにあるブロモ山です。噴火口まで登ることができ、いつ噴火してもおかしくない活火山の一つですが、美しい日の出を見ようと多くの観光客が訪れるそうです。

次に紹介されたのは、世界最大のトカゲとして知られるコモドドラゴンで有名なコモド国立公園です。コモドドラゴンは「生きた化石」と呼ばれ、恐竜に似た姿をしており、成長すると体長3m、体重70kgを超えることもあります。非常に走るのが速いことでも知られています。また、この公園には、赤いサンゴのかけらと白い砂が混ざり合ってできた美しいピンクビーチがあり、観光地としても人気があります。

続いて、ボルネオ島にあるタンジュンプティン国立公園について紹介がありました。ここは密林と川に囲まれた場所で、多くの希少動物が生息しています。6千頭以上のオランウータンや、長い鼻が特徴のテングザルも生息しており、オランウータンは木の上で眠り、巣を作る習性があるそうです。

さらに、パプア地方にある「四つの王」という意味をもつラジャ・アンパット諸島についても紹介されました。ここは地球上で最も豊かな海洋生物多様性を誇る地域とされ、近年観光地としても注目されています。海水温が年間を通して27~30℃と安定しているため、一年中泳いだりシュノーケリングを楽しむことができるそうです。

質問タイムでは、「ブロモ山には日本のように元日に登る習慣があるか」という問いに対し、ジェーンさんは「元日に登る習慣はあまり聞かないが、果物の収穫時期に登る人は多い」と答えていました。また、ジェーンさんが「どの場所に行ってみたいですか」と生徒たちに問いかけると、多くの生徒がコモド国立公園を挙げ、コモドドラゴンを怖がる様子はほとんど見られませんでした。そのほかにも、美しいブロモ山や多様な動物が暮らすタンジュンプティン国立公園など、インドネシアの自然豊かな場所への関心が高まっている様子でした。

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