
2026年2月16日 by admin
第14回Eカフェを開催しました
〇日 時 令和8年2月16日(月)
〇場 所 ワークショッププレゼンテーションルーム
今回は、インドネシア出身で愛媛大学に留学中のジェーンさんによる「インドネシアの大都市と地方の生活格差」をテーマにしたワークショップが行われました。
インドネシアは国土が広く、住む地域によって生活環境に大きな差があります。大都市では教育機関や商業施設が充実し、就職の機会も多く高収入が期待できる一方で、生活費が高く、渋滞や大気汚染といった問題も抱えています。公共交通機関は発達していますが交通量が多く、街はにぎやかです。食生活においても、カフェやファストフード店、デリバリーサービスが広く普及しています。
一方、地方では仕事の多くが農業関連で、店舗も小規模かつ数が限られています。収入は比較的低いものの生活費は抑えられます。交通機関は十分とは言えず、道路状況が悪い地域もありますが、空気はきれいで自然が豊かです。地元で採れた食材を家庭で調理することが一般的で、小さな店で地域独自の料理を楽しんだり、近隣の人々と食事を共にしたりする機会も多いそうです。
また、日本との比較では、インドネシアに比べて日本は地方でも教育や交通環境が比較的整っており、都市と地方の格差は小さい傾向にあることが紹介されました。
ジェーンさんは、2016年に愛南町で1年間生活した経験をもとに、静かで勉強に集中しやすいこと、地域の人との交流が深いこと、出費を抑えられることなどの良さを挙げる一方で、刺激が少ないことや公共交通の不便さ、英語話者が少ないことなどの課題も紹介してくれました。
その後、松山市での生活については、アクセスの良さや友人ができやすい環境、イベントの多さといった利点がある一方で、娯楽が多く出費が増えやすいことや、勉強への影響といった側面もあると話していました。
最後に「どちらに住みたいか」という問いに対しては、高校生の間でも、静かで人とのつながりが深い地方を選ぶ声と、利便性や多様な機会を求めて都会を選ぶ声の両方が挙がりました。また、「良い生活に必要なもの」として、人とのつながりやコミュニケーション、そして健康の大切さが共有されました。