2024年5月13日 by admin
産業社会と人間の授業を行いました
○日 時 令和6年5月13日(月)6・7限目
○場 所 多目的教室
○対 象 第1学年
○講 師 愛媛大学法文学部 今泉 志奈子 先生
6・7限目に実施された産業社会と人間のテーマは「言葉の不思議と楽しみ~大学での学び、その先にあるもの~」でした。愛媛大学法文学部の今泉志奈子先生に講義をしていただきました。前半は、法文学部の魅力、「言語学」の視点からの日本語と英語、外国語の違い、卒業論文のテーマ、ことばとジェンダー、イギリス英語とアメリカ英語の違い、シンガポールの英語等についてお話をしていただきました。また、本校の卒業生で、人文社会学科(今泉ゼミ)を卒業した吉本先輩からメッセージをいただきました。後半は、「どうしたら緊張せずに相手とよりよいコミュニケーションをとることができますか」「俳句の英訳の際どのような工夫をされていますか」「先生が一番好きな言葉は何ですか」「感情の機微を翻訳する際に注意していることは何ですか」など生徒からのたくさんの質問に答えていただきました。一番印象に残ったのは、最後の質問「翻訳の仕事を将来AIに奪われる可能性はありますか、先生はAIに任せたいと思いますか」に対する先生の答えです。「奪い、奪われる関係は、両者が同じ領域で同じことをしている時に起こるものだが、実際はそうではない。AIに任せるのではなく、協働の可能性を探っていく。AIとの棲み分けと協働はすでに始まっている。AIの出力結果を検討し適宜修正する作業は人間にしかできない。『AIは暴れ馬。そのまま乗れば落馬事故。調教に手を尽くせば遠くに行ける。』という言葉がある、中でも手を尽くすことが大切。」とお話をしていただきました。
今泉先生、本日は、大きな笑顔で、すてきなお話をたくさんしていただき、大変にありがとうございました。
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