2022年6月7日 by admin
理科部の絶滅危惧種保全活動が研究助成を受けることになりました
〇日 時 令和4年6月7日(火)
〇対 象 理科部、課題研究理学部理学科生物コース
理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。マツカサガイとヤリタナゴは、愛媛県で絶滅するといわれる生き物のうち、最も緊急性が高く、対策が急がれる生き物です。なぜ今、こうした水生生物が絶滅の危機に瀕しているかというと、戦後行われてきた新しい農業や農地のあり方が県全域、全国、世界に広がり、限界を迎えようとしているからです。同じ課題を、他県や他国も抱えています。
環境の保全というのは、一筋縄ではいきません。実験室の活動だけでも、会議室だけでも、フィールドワークだけでもいけません。今年度は本校が飼育・実験の拠点となり愛媛大学卒論生、大学院生とともにフィールドワークも強化しています。愛媛大学理学部・工学部の研究者、NPO西条自然学校、愛媛県自然保護課、生物多様性センター、国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所、地域住民などと協働して様々な課題を1つずつ解決し、愛媛からこれらの生き物が消えることがないよう取り組んでいきます。こうした活動が評価され、令和4年度の公益財団法人河川財団河川基金の支援をうけることになりました。
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