2016年6月13日 by admin
道後の盆踊り「道後湯玉音頭~BONダンス~」を教えて頂きました
○日 時 6月3日金曜日1・2限、6月13日月曜日3限
○場 所 本校体育館
○対 象 2年生体育ダンス選択生
○講 師 道後商店街振興組合青年部の方々(代表:石田匡暁さん)
体育のダンス授業(選択)は、「創作ダンス」「フォークダンス」「現代的なリズムのダンス」で構成され、2年生のフォークダンス領域では外国のフォークダンスや日本の民謡を学んでいます。フォークダンスの学習では、踊りが生まれ伝承されてきた地域や風土などの背景や情景を思い浮かべるとともに、踊りや動きの中に込めたい感じや表現の視点を重視しています。
今回、道後商店街振興組合青年部の方々をお招きし、3年前に道後で誕生した「道後湯玉音頭~BONダンス~」を教えていただきました。踊りを教えていただくだけでなく、この踊りができるまでの経緯や想い、道後の歴史や風土、道後温泉のさまざまな伝説などにも触れ、学びの多い時間となりました。
本校はSGH指定校に認定され、地域の課題と世界の課題を統合的に捉えるグローカルな視点を持ち、社会課題に対して失敗を恐れずに挑戦し続ける人材の育成を目指しています。今回のダンス授業(選択)では、日本の文化である「盆踊り」を知ることが目的ではありましたが、その活動を通して、地元愛媛・松山の歴史や文化について考えることもでき、また地域を活性化させるために熱い想いを持って実際に行動されている方からお話を聞けたことは、これからを担う高校生たちにとって、大変有意義な時間であったと感じています。2年生では「異文化理解」の授業で、さまざまな国について学び、今後研修や交流が行われます。今回学んだ、愛媛・松山の要素が詰まったこのダンスや知識を、これからに繋げていってほしいと願います。