2024年2月10日 by admin
毎日地球未来賞受賞記念活動報告会に参加しました
○日 時 令和6年2月10日(土)14:00~18:00
○場 所 毎日新聞大阪本社オーバルホール
○対 象 理科部プラガールズ:門田未来、近藤百々花
2月10日(土)、毎日新聞大阪本社オーバルホールで開催された「第13回毎日地球未来賞(毎日新聞社主催)受賞記念活動報告会」に、学生の部で大賞を受賞した理科部プラガールズを代表して門田未来さん(2年)と近藤百々花さん(3年)が出席しました。各受賞者から1分間の紹介動画上映と5分間のプレゼンテーションが行われ、審査員との質疑応答がありました。その後、司会の方によるトークセッションが行われ、何度か発言の機会がありました。その様子はYouTube配信され、下記からご覧になれます。
https://www.youtube.com/watch?v=trZmZCBmN54&t=140s
(プラガールズの発表は開始34分~41分、以後数回の質疑応答とトークセッションあり)
表彰式では賞状・トロフィー・目録(副賞50万円)が授与され、記念撮影の後、受賞者と審査員による交流会が行われました。18時の閉会まで他校の生徒や先生方、一般の部で受賞された社会人の方々、審査員の皆様との会話が弾みました。
19時からは、共同研究を行っている大阪大学大学院理学研究科の先生と夕食をしながら情報交換を行いました。先生が指導されている大学生・大学院生も2人同席され、大学での学生研究の話に引き込まれました。大阪大学の研究室で分析していただく試料をお預けし、その後ホテルに宿泊しました。
翌日は大阪市自然史博物館を見学後、参考文献として使用する専門書を書店で探して購入し、松山に帰りました。
2024年2月4日 by admin
「えひめサイエンスチャレンジ2023」に5チームが出場しました
〇対 象 理科部・課題研究(理科)
〇日 時 令和6年2月4日(日)10:00~17:00
〇場 所 愛媛大学グリーンホール・第1体育館
〇主 催 愛媛大学・愛媛県教育委員会
2月4日(日)、愛媛大学のグリーンホールと第1体育館で「えひめサイエンスチャレンジ2023」(愛媛大学・愛媛県教育委員会共催)が開催されました。本校からは一般部門に次の5つのテーマで出場し、いずれのチームもレベルの高い発表を行いました。
<物理分野>「はんぎりを漕ぐとは」佐々木ゆきの
<化学分野>「廃棄物から消しゴムを作る」河野春風・佐々木結衣
<生物分野>「プラ食ミールワームの腸内細菌によるプラごみ分解処理」門田未来・森川茉奈
<生物分野>「マツカサガイを渇水から救え!〜移動能力から考察する保全方法〜」坂田彩夏・天野颯人・楠本百花・十河柾基
<生物分野>「マツカサガイ保全に必須となる繁殖誘導への挑戦」松岡瑠奈
最初に愛媛大学グリーンホールで研究内容をスライド1枚・1分間で紹介するアピールタイムがあり、出場53チームが工夫を凝らした発表をしました。続いて第1体育館に移動し、各チーム4回ずつのポスター発表(6分)・質疑応答(5分)が行われました。発表後は、愛媛大学学生による科学ワークショップが行われ、参加者全員で盛り上がりました。
表彰式では一般部門から最優秀賞1件、優秀賞3件、努力賞3件が発表され、優秀賞で生物分野の「プラ食ミールワームの腸内細菌によるプラごみ分解処理」が、努力賞で物理分野の「はんぎりを漕ぐとは」が入賞し、賞状・盾が授与されました。
2024年1月21日 by admin
南海放送「#ひめ推し」で紹介されました
〇日 時 令和6年1月21日、1月28日
〇対 象 理科部
理科部のマツカサガイ保全班が、県政番組「えひめの笑顔発信#ひめ推し」で紹介されました。次週日曜日(1/28 20:54~)も再び放送されます。現在理科部のマツカサガイ保全班は、絶滅危惧種の愛媛県の保護事業として、資金的には三浦保愛基金の助成も受けて活動しています。この放送では、県の緊急避難生息域外保全施設である生物準備室で活動する様子や、野外で撮影された映像のうち、公開できるものの一部が紹介されています。南海放送HPでも動画視聴できますので、ぜひご覧ください。
https://www.rnb.co.jp/tv/himeoshi/
2024年1月16日 by admin
横浜での学会発表と、栃木での共同調査を行いました
〇日 時 令和6年1月7~9日
〇対 象 理科部
理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。1月7日、日本生物教育学会で、この1年間の研究成果を発表しました。翌日は都内科学研修の後、同じくマツカサガイの研究や保全活動を行っている栃木県立那須拓陽高等学校へ向かうため、栃木県に移動しました。栃木では古くから、天然記念物ミヤコタナゴ保全のために、貝類とタナゴ類の研究が熱心に行われています。日の出と共に、凍った水面を割りながらマツカサガイの生息状況を確認した後、水産試験場での互いの研究発表、試験場のタナゴ保全施設を見学、市や環境省関係者との交流、拓陽高校内の貝の保護池での合同調査と、盛りだくさんの研修を終えて帰路につきました。他県の貝の生息状況や保護体制を見ると、愛媛県のマツカサガイとヤリタナゴを取り巻く環境が、比べものにならないくらい危機的な状況にあることを改めて感じます。間に合わないかもしれませんが、将来の子どもたちにも、貝や小魚が泳ぐ水路を愛媛にも残せるように、活動を続けていきたいと思います。
2024年1月16日 by admin
日本学生科学賞愛媛県審査で県市長教育委員会連合会長賞を受賞しました
〇日 時 令和5年10月18日、11月17日
〇対 象 理科部
理科部の渡部亜弥さんが、日本学生科学賞愛媛県審査で県市長教育委員会連合会長賞を受賞しました。10月18日と11月17日の読売新聞で報じられ、11月17日の紙面では、詳しい研究内容が紹介されました。日本学生科学賞は、高校生を対象とした研究コンテストで最も歴史と権威あるコンテストです。コロナ禍で制限の多い中、1年生の時から粘り強く酢酸菌を植え継ぐことで、自身が立てた仮説を見事に証明しました。大学入学後も、自身が仮説通りに育て上げて保存している酢酸菌のDNA解析をすることで、新たな発見が続くのではないかと期待されています。
2023年12月23日 by admin
サイエンスキャッスル中四国大会で最優秀賞を受賞しました
〇日 時 令和5年12月23日(土)9:30~18:00
〇場 所 岡山理科大学
〇対 象 理科部プラガールズ
0 2年・門田未来(口頭発表)、蔵野美結、廣江実采、
0 1年・垣内庵而、竹ノ内暁栞、森川茉奈(ポスター発表)
12月23日(土)、岡山理科大学で開催された「サイエンスキャッスル2023中四国大会」(中国銀行・山陽新聞社・リバネス共催)で、プラガールズが最優秀賞を受賞しました。門田さんが決勝のステージで口頭発表した「ミールワームの腸内細菌を利用したプラごみ分解処理」は、先日の第2回愛附コンテストで発表したテーマとほぼ同じです。中四国から約80研究の出場があり、プラガールズを含む12研究が決勝に出場しました。また、「海洋性細菌の微生物型ロドプシン発色の研究」でポスター発表に参加しました。会場では他校の生徒や先生方との交流も進み、有意義な時間となりました。特別企画の「岡山理科大学研究室見学ツアー」にも各自でコースを選んで参加しました。
大会の前日は午後から岡山大学薬学部の研究室を訪問し、微生物型ロドプシンの研究についてご指導を受けました。訪問した研究室では微生物型ロドプシンを利用して「光を薬にする」研究に取り組まれています。基本的な講義を受講後、大学院生の方に研究室を案内していただき、実験のヒントを多く得ることができました。
なお、プラガールズの活動が年末にテレビ放送されます。10月9日にテレビ東京で放送されたSDGs特別番組が、南海放送でも放送されることになりました。プラガールズの出演は1時間番組の後半約30分間です。ぜひご覧ください。
番組名 緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦
0 海のごみぜんぶ拾う大作戦~緊急SOS!池の水メンバーが海へ!~
放送局 南海放送
日 時 令和5年12月30日(土)14:00~14:55(出演は後半)
2023年9月6日 by admin
プラガールズ3年がNHKラジオに出演しました
〇日 時 令和5年9月6日(水)17時~18時
〇場 所 NHK松山放送局
〇対 象 理科部3年 村上陽向、近藤百々花
9月6日(水)、NHK松山放送局のラジオ第1放送「ひめゴジ!」(17:05~17:55)内の「アオハル通信」に、理科部プラガールズ3年の村上さんと近藤さんが出演しました。NHKの番組担当者から直接の出演依頼があり、当日は授業を終えてからNHK松山放送局に移動して生出演しました。当初の予定では17:40から12分程度の出演予定でしたが、直前の打合せで「じっくりと話を聞きたい」ということで、17:35から20分間の出演になりました。キャスターの岸本南奈アナウンサーから、普段の活動内容や研究成果、社会に伝えたいことなどを聞かれ、堂々とした情報発信の姿勢が番組スタッフから感心されました。
2023年9月5日 by admin
理科部の絶滅危惧種保全活動が研究助成を受けることになりました
〇受賞年度 令和5年度
〇対 象 理科部
理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。マツカサガイとヤリタナゴは、愛媛県で絶滅するといわれる生き物のうち、最も緊急性が高く、対策が急がれる生き物です。なぜ今、こうした水生生物が絶滅の危機に瀕しているかというと、戦後行われてきた新しい農業や農地のあり方が県全域、全国、世界に広がり、限界を迎えようとしているからです。同じ課題を、他県や他国も抱えています。
愛媛大学理学部・工学部の研究者、NPO西条自然学校、愛媛県自然保護課、生物多様性センター、国土交通省四国地方整備局松山河川国道事務所、地域住民などと協働して様々な課題を1つずつ解決し、愛媛からこれらの生き物が消えることがないよう取り組んでいきます。こうした活動が評価され、令和5年度の下中科学研究助成、愛媛県「三浦保」愛基金環境保全・自然保護分野の支援などをうけることになりました。
2023年9月5日 by admin
理科部が河川財団の優良成果表彰を受けました
〇日 時 令和5年8月25日(金)
〇場 所 TKPガーデンシティPREMIUM京橋
〇対 象 理科部
理科部では、絶滅危惧種マツカサガイの保全活動に力を入れて取り組んでいます。昨年度公益財団法人河川財団から助成をうけて活動していた全国82の研究のうち、内容が優秀として選ばれた9団体の1つとして表彰されました。3年生部員が取り組んできた内容を、口頭発表、ポスター発表で紹介しましたが、さすが3年生、一流の研究者に混じっても遜色ない研究内容であり、堂々とした発表でした。また河川を舞台にして行われた第一線の様々な研究発表を聞いて交流することができ、有意義な時間となりました。表彰式後に招待された懇親会も、良い社会勉強になったようです。
2023年9月3日 by admin
愛媛大学調査実習船での調査などでテレビ取材を受けました
〇日 時 令和5年9月2日(土)、3日(日)
〇場 所 瀬戸内海(調査実習船)、梅津寺海岸、生物室
〇対 象 3年 村上陽向、近藤百々花、2年 門田未来、1年 竹ノ内暁栞、垣内庵而
9月2日(土)、1、2年生は愛媛大学の調査実習船「いさな」に乗り、工学部の日向博文教授のご指導を受けながら海底のプラスチック調査を行いました。伊予市の森漁港で「いさな」に乗船し、由利島沖と広島湾で、スミス・マッキンタイヤ採泥器による海底泥の採取を行いました。ちょうどテレビ東京で10月に全国放送されるSDGs特別番組の取材を受けており、テレビカメラも同行しました。
翌3日(日)、2年生は愛媛大学工学部の日向研究室で研究員の方のご指導を受けながら、前日に採取した海底泥からマイクロプラスチックを抽出し、分析に使える状態に処理しました。1年生は午前中に梅津寺海岸で毎月行っているマイクロプラスチック調査に取り組み、テレビの取材を受けました。午後からは3年生がテレビの取材を受け、生物室で実験の様子を再現し、インタビューに対応しました。
次の取材は、15日(金)午後の課題研究の時間に工学部の日向研究室で専門装置によるマイクロプラスチック分析があります。さらに17日(日)には海岸プラごみ調査の取材を受けます。