
2026年5月18日 by admin
【1年生】産業社会と人間の授業を行いました
〇日 時 令和8年5月18日(月)
〇対 象 1年生
〇場 所 多目的室
愛媛大学教育学部の川瀬久美子先生を講師に迎え、「水俣病事件に私達はどう向き合うか?」というテーマでご講義いただきました。講義は写真をもとに水俣病への関心を高めることから始まり、発生の仕組みや症状、未だ進まない被害者救済、水銀ヘドロの問題などを学びました。さらに、事件を発生・拡大させた社会構造が根本的に変化していない点にも触れ、これが加害企業と被害者だけの問題ではなく「今を生きる私達の問題」であることを詳しく掘り下げました。終盤には、被害者の望みやその実現方法について、近くの席の仲間と意見を交わしました。この講義を通し、生徒たちは経済発展の裏で多くの日常が奪われた恐ろしさと、社会問題の根深さを実感したようです。生徒の感想には「他人事ではなく自分事として捉えたい」「過去から学び、今の行動を見直したい」といった声があり、学んだことを行動に移そうとする意欲がうかがえました。今回の講義は、水俣病の歴史を学ぶだけでなく、現代社会を生きる私達の姿勢を問い直す貴重な機会となりました。