
2026年2月2日 by admin
第13回Eカフェを開催しました
〇日 時 令和8年2月2日(月)
〇場 所 ワークショッププレゼンテーションルーム
今回は、インドネシア出身で愛媛大学に留学しているジェーンさんによる、「インドネシアと日本のジェンダー平等」と題したワークショップが行われました。
世界経済フォーラムのジェンダー・ギャップ指数(148か国中)では、インドネシアは97位、日本は118位です。分野別に見ると、インドネシアは政治分野で男女差が比較的小さいという特徴があります。これに対し、日本は教育や健康の分野では男女差が小さいものの、政治分野で女性の参画が少なく、そのことが全体の順位を押し下げています。
また、インドネシアでは結婚や出産を理由に退学する女性が多く、教育機会の継続が課題となっています。日本では、理学・工学系の大学に進学する女性の割合が低い傾向が見られます。
2022年のPISA調査では、日本の15歳の男女生徒は読解力・数学的リテラシー・科学的リテラシーのいずれにおいても高い水準を示しました。しかし、女子の理工系進学は依然として少ない状況です。
両国に共通しているのは、社会の中にジェンダーギャップが残り、伝統的な性別観念の影響が見られることです。ただし、若い世代を中心に意識は少しずつ変化しています。違いとしては、インドネシアでは教育支援の充実が重要な課題であるのに対し、日本では職場や政治の場で女性が意思決定に関わる機会を増やすことが求められています。
ワークショップでは、生徒から身近な例として、学校での掃除の分担や制服選択の自由が挙げられました。さらに、家庭科と技術の男女分離、大学入試における女子枠の少なさ、女性専用車両の導入などについても意見が出ました。ジェーンさんは、若い世代が声を上げること、そして男子も家庭の役割を担うことで、女子の将来の選択肢を広げていくことが大切だと話されました。
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