2024年12月2日 by admin
産業社会と人間の授業を行いました
○ 日 時 令和6年12月2日(月)6・7限
○ 場 所 多目的教室
○ 対 象 第1学年
○ 講 師 愛媛大学 医学部附属病院総合診療サポートセンター 廣岡 昌史 先生
本日の産業社会と人間は、「愛媛の医療と福祉」と題して、愛媛大学医学部附属病院総合診療サポートセンターの廣岡昌史先生に講義をいただきました。講義ではまず、愛媛大学医学部の施設や授業の説明、そして自己紹介がありました。先生は、現在、消化器内科で勤務される一方、サイクリングや旅行などの趣味の時間も大切にされているとのことでした。その後、医療と介護の違いについて、わかりやすく説明をしたいただき、サービス付き高齢者向け住宅、デイケアなどのキーワードを用いながら、中学校の校区規模で高齢者を支援していく地域包括ケアシステムの重要性についてお話いただきました。休憩をはさんで、多職種連携を踏まえて、「カリスマ医師は必要か?」のテーマでグループディスカッションを行いました。各クラスの代表生徒からは、「パワハラはいけない」「経営面でリスクがある」という反対意見や、「患者からするとやはり必要であり、新人育成などの担当に充てることでカリスマ医師自身も成長できる」という賛成意見など多様な意見が出されました。ピラミッド構造になりがちな組織において、パワハラは発生しやすい環境になりがちですが、職場における不満やミスを指摘できない関係、経営的リスク、諸事情でカリスマ医師が不在となった場合の対応など、その人がいないと回らない属人的経営は危険であるとお話しされました。それぞれの医療スタッフが専門性を発揮してのチーム医療において、改めて医師の役割の大切さについて考えることができました。
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