2024年5月27日 by admin
産業社会と人間の授業を行いました
○日 時 令和6年5月27日(月)6・7限
○場 所 多目的室
○対 象 第1学年
○講 師 株式会社マイナビ 田中えり 先生
今日は、株式会社マイナビの田中先生に産業社会と人間の授業を「探究の進め方」というテーマで講義していただきました。まず、「プラスチック容器包装の廃棄量の多い国は」「大阪湾に沈むレジ袋の枚数は」といったクイズから始まり、世界的にプラスチックごみによる環境問題が深刻化していることを再確認しました。次に、SDGsの17項目について、項目ごとにその現状と課題を丁寧に説明していただき、探究に入る前の情報のインプットを行いました。
17項目の情報をインプットした後は、その知識をもとにアウトプットしていきます。田中先生は、課題設定で大事なことは、自分の感情が動くかどうかが大事であると言われてました。また、身近なシーンをイメージして、何気ない行動がSDGsにつながるとも言われてました。生徒たちに17項目の中から3つ印象的だったものを選ばせ、「“感情×SDGs”で問いを作ってみよう。」と問いかけていました。生徒たちは田中先生からのアドバイスをもとにグループワークを行いました。代表生徒からは、「食品ロスと飢餓の両方が問題になっているが、それを解決するために自分にできることは…」「男女共に働いている家庭が多いのに、家事は女性がやっていることが多い。それを解消するためには…」といった発表がありました。
最後に、探究は自分の興味があることを考えることが大切で、それが、今後の進路選択や将来に必ずつながるとお話しいただきました。田中先生、本日は、1年生にとっても教員にとっても、分かりやすく実になるお話をたくさんしていただき、大変ありがとうございました。