2023年4月19日 by admin
理科部が県の生物保護事業に協力し、事業を成功させました
〇日 時 3月末
〇対 象 理科部 マツカサガイ班
昨年度秋に、愛媛県から緊急避難に協力して欲しいと依頼され、本校で保護・飼育し続けていたマツカサガイを、無事に生息地に戻すことができました。マツカサガイは、愛媛県の希少野生動植物種に指定されており、今県内で最も絶滅の可能性が高い生物です。とある生息地の環境が変化したため、理科部員と県の生物多様性センター職員、愛媛大学の学生・大学院生・大学教員にもお手伝いいただいて救出し、これまで附属高校で飼育してきました。この貝の水槽飼育は非常に困難とされ、理科部以外では長期飼育ができません。今回は4ヶ月以上に及ぶ緊急避難を、98.6%という高い生存率で終了することができました。環境が回復した生息地に戻すにしても、その生息地は難易度が高く、十分な準備が必要で、日の出前のわずかな時間しか、放流チャンスがありませんでしたが、無事成功させることができました。この地域唯一の個体群ですので、これからも生き続けて欲しいと願っています。4月、5月には、愛媛県の依頼により、他の2か所の緊急避難も予定されています。
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