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モザンビーク国際協力の3週間

2019年8月25日 by admin

モザンビーク国際協力の3週間

○日 時    令和元年8月7日(水)~8月25日(日)
○場 所    モザンビーク(マプト周辺)
○生 徒    2年生 三宅川ひなたさん

トビタテ留学JAPANの国際開発分野で、2年生の三宅川さんが3週間のボランティア活動を行って来ました。日本のNGOのプログラムに参加する形で行われた今回の活動は、休み2日間のハードスケジュールで、ほぼ毎日時間いっぱい行われました。松山を出発してから首都マプトに到着するのに、行きは30時間、帰りは40時間かかります。現地に到着してからは、首都圏の活動を2泊3日、田舎での活動を3泊4日で交互に行いました。
首都圏での活動は、主に高等学校を訪問して、授業見学や異文化交流を行ったり、美術館や博物館等を見たりして、歴史や風土などモザンビークのことを学びました。また、最終日の前日には、日本の高校生と現地の高校生とで、通信状態の悪い中、40分間のスカイプ交流をすることができました。
田舎での活動は、現地の小学生との交流、身体計測、モリンガという換金作物の植え付け、河から運んだ砂とセメントを混ぜて竈作り等を行いました。田舎には、電気も水道もガスも無いため、水は、炭火で川の水を沸かしてシャワーにします。食事は首都で買い込んだ食材を少しずつ消費していきます。火力が弱く果物ナイフしか無いので、調理に3~5時間くらいかかります。生きたヤギやニワトリを殺して食べる機会もあり、三宅川さんは、自らニワトリのと殺を行いましたが、果物ナイフのため時間がかかり、命が失われていくショックと命をいただく大切さを学んだと思います。
全体を通して、日本では体験することのできないリアルな異文化を生きることは、本人の成長に大きく貢献したことでしょう。三宅川さんも今回の経験を言葉で表すことはできないが、一言で表すならば、「星がきれいだった。」ですかね。と言っていました。

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