2019年5月24日 by admin
第3回グローバル・スタディーズを行いました
○日 時 令和元年5月24日金曜日6・7限
○場 所 本校多目的学習室
○対 象 2年生全員
○講 師 愛媛大学 法文学部 秋山 英治 先生
日本には多くのダジャレがあります。まず、班ごとに宿題として出されていた面白いダジャレについてまとめました。その後役割分担をして、全体で発表を行いました。ダジャレがたくさんある理由について問いかけがあり、理由として、日本語は音節の数が少なく母音は5個、子音は13個の計111個であり、同音異義語や同訓異義語が多いことがあげられるという説明がなされました。
その後、『町工場』という言葉について、これは『まちこうじょう』なのか、『まちこうば』なのか、どのように読むのが正しいかという問題が出されました。正解は『まちこうば』で、理由としては音読みの『こうじょう』は規模が大きいもの、訓読みの『まちこうば』は規模の小さいものということでした。町は住宅が多く、大規模な工場は建っていないから、『まちこうじょう』ではなく『まちこうば』です。それを踏まえて、アニメ「アンパンマン」に出てくるパン工場は『こうじょう』と読まれていますが、ジャムおじさんとバタ子さんの2人で働いている小さな工場が、なぜ『こうじょう』なのか、理由を問いかけられました。
このように、普段何気なく使っている日本語を改めて見直してみると大変奥が深いことが分かりました。当たり前という気持ちではなく、客観的な視点で見直してみることが大切で、新たな世界が広がるということをお話しいただきました。