2025年5月30日 by admin
グローバル・スタディーズⅡの授業が行われました
〇日 時 令和7年5月30日(金) 13:30~15:10
〇場 所 大講義室
〇対 象 第3学年(GSⅡ選択生)
愛媛大学農学部の教授であり、本校の副校長でもある荒木卓哉先生をお迎えし、「ベトナムを舞台にした食料生産に関する国際協力」という演題で講義をいただきました。
前半は、荒木先生が実際にベトナムで活動される中で気づいたこと、驚いたことなどを中心に、写真やデータを示しながらお話いただきました。国際協力には様々な形があり、特に食料生産に関してはJICAやSATREPSといった機関が、技術支援や人材育成を通して現地の課題解決に貢献しているとのことでした。また、ハリネズミの肉やホビロン(孵化しかけたアヒル)など、日本では珍しいベトナム料理も紹介していただき、驚きと感動のある1時間でした。
後半はディスカッションを通して、「現地でのミッション達成のために必要なことは何か」について考えを深めました。「現地の状況の下調べ」や「誰にでも再現できるマニュアル作成」、「言語力」や「コミュニケーション能力」など、様々な意見が発表され、単に技術の伝達をすればよいのではなく、現地の文化や生活に寄り添った支援が必要であるという気づきがありました。