2025年1月27日 by admin
産業社会と人間の授業を行いました
○日 時 令和7年1月27日(月)6・7限目
○場 所 多目的学習室
○対 象 第1学年
○講 師 井関農機株式会社 近藤啓一郎さん
本日の産業社会と人間では、「愛媛の井関農機と農業の未来」と題して、井関農機株式会社の近藤啓一郎さんに講義をしていただきました。
初めに、井関農機株式会社の会社概要や自社製品、社内教育などについてお話をしていただきました。愛媛県に全国各地または世界で活躍する農業に特化した会社があることを知り、大変誇らしく思いました。
次に、国内の農業について説明していただきました。この20年間で就農人口は半減している一方で、耕地面積はやや減少、食料自給率は横ばい状態が続いています。このことから生産者一人ひとりの負担が増加している現状があります。井関農機はこの現状を踏まえ、SDGsに則したスマート農業に取り組んでいます。省エネ農機やロボットトラクタ・可変施肥田植機など、生産者の負担と環境負荷の軽減を果たす農機の開発を進めています。
講義の後半には、「近未来においても持続可能な農業とは何か、またその農業を実現するために必要なものは何か」というテーマでグループワークを行いました。生徒たちの積極的に意見を交わす姿が印象的で、農業の未来について真剣に考えることができました。環境面の持続可能性を考えるのはもちろんのこと、生産者の方が職業として持続的に農業を営むためには、不測の事態の際の金銭的補助を迅速に対応することや、農産物の価値を消費者に知ってもらうこと、そして利益向上を図る必要性を強く考えさせられました。
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