2024年6月9日 by admin
理科部員が農家の皆さん約50名を前に、絶滅危惧種の調査結果や地域の今後について説明しました
〇日 時 令和6年6月9日(日)
〇場 所 県内山間部の集会所
〇対 象 理科部1年生、地域住民、行政関係者、研究者など
理科部では絶滅危惧種マツカサガイの保全活動を続けています。この日は、今年度入学・入部したうち、この保全活動を引き継いでくれる1年生部員が、マツカサガイが生息する地域の農家さんの会合に参加しました。現地での2ヶ月の調査結果が出そろったため、その説明や将来の可能性などについて話すためです。地域の今後に大きく影響する内容でしたから、皆さん非常に熱心に聞いてくれました。地域の今後を左右するこの会合には、地域の方々だけでなく、行政関係者、研究者など、様々な人が集まって、知恵を出し合いました。予算、人にとっての利便性、防災対策、法、経済、期限、少子高齢化、環境、持続性・・・と、合意形成は非常に難しく、タイムリミットまでに会合はまだ続きます。より良い選択、納得をするためには、確かなデータと解釈が欠かせません。県の保護事業の一端を担うのは大変ですが、地域と環境のために、理科部の活躍が期待されています。