SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和3年1月13日(水)5,6時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 羽鳥 剛史 先生(愛媛大学社会共創学部)
本日は、主に松山市、西予市、大洲市の国交省関係の都市計画や防災計画に携わっている、羽鳥剛史先生に、「まちをデザインするとは?」というテーマで以下のように講義をしていただいた。
みんなの居場所をつくることがデザインの目的の一つであり、住んでいる人がハッピーになるようにまちをデザインすることが大切である。
まちの「ほんもの」(本来の姿、形)を引き出し、まちの中に表現することを心がけている。松山市のロープウェイ街の例では、車道を2車線から1車線に変えて歩道の幅を拡大し、無電柱化、沿道店舗の看板統一や色調調整、道路付属物の修理を行ったことで歩行者が増加し、営業店舗数が97から147へ増加。地価が12.6%増加した。その結果、地元の主体的な地域活動の活性化にもつながった。
面白い看板がある、歩きにくい場所、汚れている、など身の回りの環境に注意・関心を向ける視点を持ってほしい。まちに愛着を持ち、まちをもっと楽しむためにはどうすれば良いかを考えてほしい。