学長講話を実施しました


「伊豫学」の授業において学長講話を実施しました

○日時     平成27年4月22日(水) 13:30~14:15
○場所     愛媛大学附属高等学校
○対象     1年生全員
○講義タイトル 「セレンディピティを体験しよう!」
「偶然と才気によって本来探していなかったものを見つけ出す能力」セレンディピティについて講話をいただきました。抗生物質や電子レンジ、サランラップ、ポスト・イットなど、科学や医学における大発見にはこのセレンディピティが関与している 話をしていただきました。また、地球深部ダイナミクス研究センターの多結晶ダイヤモンドや医学部眼科の白内障など、愛媛大学のセレンディピティのの事例も講話していただきました。
このような偶然には誰もが出会うはずで、要はその偶然に気づき、生かすことができるかが鍵であることと、気付いた偶然をいかに解析していくかも重要であることを伝えていただきました。

生徒の感想:Hさん
今、普段何気なく使われている電子レンジやペニシリン、サランラップも意図的に作られたものではなく、失敗から生まれた成功物だと知って驚きました。セレンディピティは、身近にあって愛媛大学の先生方もそのような体験をされたとおっしゃられていたので遠い話ではないなと感じました。しかし、その失敗を成功に変えるには自分の創造性や受容性、聡明さが大切なのでそれらのことをいつも心の中に入れて自分の幅を広げることができたらいいなと思います。

生徒の感想:Iさん
セレンディピティという言葉を初めて聞きました。今私たちが当たり前のように使っている道具や、風邪をひいたときに飲む薬が、偶然に発見されたということを知り、感激しました。何かに挑戦をして失敗してしまったとき、私ならきっとそこであきらめてしまうと思います。その失敗を超えられたら成功につながっていたのかもしれないと今ならそう思えます。これから先、たくさんの失敗で後悔も生まれると思いますが、それを乗り越えていきたいです。また、物事を広い目で見て、「偶然」との出会いを増やしていきたいと思いました。自分の考えを変えることのできるとてもいい機会になりました。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です