2020年12月14日 by admin
SDGs伊豫学の授業を行いました
○日 時 令和2年12月14日(月)6,7時間目
○対 象 1学年全員
○講 師 中川 未来 先生(愛媛大学法文学部)
本日は、地域の「記憶」を保全し、継承するというテーマで以下の内容で講義をしていただいた。
今、私たちが生活している地域には、数多くの歴史的資料・文化財が存在している。文化財とは、評価が定まり、国や自治体から指定を受けた仏像や建築物、絵画などに限らず、ありふれた古文書や写真、書物、民家や民具も、その時そこで生きた人びとの姿を今に伝える大切な文化財である。
2018年7月の西日本豪雨は、愛媛県内各地に大きな被害をもたらし、地域の「記憶」である文化財にも被害を与えた。愛媛資料ネットが被災文化財を救出・保全するために活動をした。とにかく残すことが大切である。文化財が伝える「記憶」を残し、これからの地域作りに活かしていくために自分には何ができるか、考えて欲しい。