2019年12月12日 by admin
インドの国際学会で研究発表を行いました
○日 時 令和元年12月12日(木)
○場 所 インド コルカタ
〇参加者 2年3組 田中 千遥さん
理科部2年生の田中千遥さんが、日頃の研究成果をインドのコルカタで行われた国際学会にて、1年生のときから続けてきた研究内容を発表しました。田中さんは1年生のときから、本校キャンパス内・果樹園の果実や花についている酢酸菌(お酢をつくる菌)を100株以上集めてきました。すると同じ種類の酢酸菌でも、株毎に特徴(できあがるお酢の味や香り)は様々であることが分かりました。これとは別に、本校には理科部の先輩たちが集めてきた、全国のお酢屋さんで代々植え継がれてきている酢酸菌も数十株保存されていました。そこで、集めた野外の酢酸菌と、お酢屋の酢酸菌で、お酢を作る能力を比較した結果、お酢屋さんの酢酸菌は、発酵蔵の環境に適したいくつかの特徴をもっていた(そう進化してきた)ことが分かりました。今回の学会では、こうした研究成果や、DNA解析で分かった系統関係などを、英語で発表しました。この研究は、愛媛大学グローバルサイエンスキャンパスによる支援を受けて行われています。